夏の夜に大輪の華 鳥羽市内各地で花火打ち上げ
「鳥羽みなとまつり」は7月25日
今年の夏も鳥羽の夜を彩る花火大会が次々に開催される。例年、7―8月に市内鳥羽湾沿岸部で相次いで開かれ、夜空に広がる大輪の華が宿泊客の心を焦がす―。
鳥羽の夏の最大の祭典「鳥羽みなとまつり」は7月25日に開催。今年で70回目の節目を迎える伝統のイベントで、讃岐金刀比羅宮鳥羽分社の例大祭として日中は鳥羽マリンターミナルで行宮祭、電飾船で海上をパレードする海上渡御といった神事が催される。
花火プログラムはその夜の部。「夜空がパビリオン 鳥羽まるごと博覧会」と題して、20時からの45分間、鳥羽マリンターミナル周辺から約4千発もの花火が打ち上げられる。「いきいき」「ときめき」「きらめき」の3章構成で、多彩なスタイルの花火が鳥羽湾の夜空に幻想の世界を描く。城山公園やカモメの散歩道あたりが人気の見物場所。例年10万人もの見物客で賑わう。イス席による有料観覧席も販売されている。
鳥羽の花火はこれだけではない。鳥羽旅館組合の「夏の鳥羽湾毎夜連続花火」は名物企画として毎年開かれ、今年は7月26日―8月19日に実施する。市内各所をリレー形式で実施し、小浜湾では小浜旅館街活性化組合による「小浜連続花火」が7月26日―8月4日に開かれるほか、続く8月5―9日にも。安楽島湾では8月10―14日、佐田浜では8月15―19日。それぞれ20時30分から5分間、小型連続花火を含む約100発の花火が楽しめる。期間中、鳥羽の夜空を見上げるとどこかで花火が上がる。

7月26日―8月19日に行われる「毎夜連続花火」
そのほか、7月14日に相差地区で開かれる「相差天王くじら祭り」のほか夏は市内各所で花火大会が催される。
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