下呂温泉、12月の夜はミュージカル　花火と音楽が競演

１万３千発が冬の夜空彩る

下呂温泉では毎年夏と冬の年２回、下呂温泉花火ミュージカルが開かれる。温泉街を流れる飛騨川河川敷から打ちあげられる花火が、音楽に合わせて夜空に咲く一大ショー。夏冬の下呂温泉の風物詩として人気を集めている。

２０１９年の冬公演は12月７、14、21日の毎土曜日に20時から15分間に開催。24日はクリスマス特別公演とし、30分間に延長される。

花火ミュージカルは２０００年からスタート。打ち上げられる花火は１万３千発。冬は山間の温泉地ということもあり寒さが厳しく誘客に課題があったが、「花火×ミュージカル」という冬の花火の意外性と音楽とのコラボレーションという演出の新しさからツアーの素材としても注目を集め、成果をあげている。

音楽はクラシックからポピュラー、その年のヒット曲や話題の曲など多彩。その音楽に合わせて異なる演出で花火が打ち上げられる。

「恋人達の冬花火」としてカップルに人気

冬公演はクリスマス期間でもあり、カップルに人気。「恋人達の冬花火」をテーマに、ロマンチックな雰囲気で感動の時間を演出する。

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