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ドラマ、アニメの舞台誘致、地域振興を本格化 ぎふロケツーリズム協議会が設立

「君の名は。」「麒麟がくる」でスポット 公開後も観光に生かす

来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放映が迫る中、その舞台のひとつであり、ロケ地にもなった岐阜県では県内16自治体が参画する「ぎふロケツーリズム協議会」が8月30日に設立された。ドラマや映画、アニメのロケ誘致、地域振興につなげるノウハウを得ながら、県内での“聖地”出現を目指す。

協議会には岐阜市、大垣市、関市、中津川市、羽島市、恵那市、美濃加茂市、可児市、山県市、飛騨市、郡上市、下呂市、養老町、揖斐川町、坂祝町、白川町が参加。岐阜、大垣、飛騨3市の市長が発起人を務め、同日、岐阜市で設立総会が開かれた。会長には都竹淳也飛騨市長が選ばれた。

近年、ロケツーリズムが全国的に注目を集めるなか、岐阜県でも飛騨地方がアニメ映画「君の名は。」、恵那市がNHK連続テレビ小説「半分、青い。」と話題作の舞台となり、来年には大河ドラマ「麒麟がくる」でスポットが当たるなど、ロケツーリズム推進への機は熟したといえる。

この機会を逃すまいと、アニメの舞台となった県内9自治体でつくる「アニメ聖地連合」が2017年に誕生。同連合を土台に、その活動をより深化させようと今回の協議会設立へとつなげた。

協議会各自治体が撮影や宿泊などを含めたロケの受入体制の整備、看板やマップ作成といったプロモーションに関する権利処理などのノウハウを学ぶ。ロケ終了、放映後もアピールに活用できる仕組みをつくることで地域振興につなげていく考えだ。

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