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【中国版】シルクロード起点のまち、古都「西安」を歩く(1) 必見の世界遺産「兵馬俑」

楊貴妃が温泉浴した「華清池」も

西安は、かつて長安と呼ばれた中国の古都。秦、前漢、唐など約2千年にわたって多くの王朝が都をおき、市内中心部や郊外には今も史跡が点在する。シルクロードの起点でもあり、絹や茶、磁器などの交易品が中央アジアを経てヨーロッパに運ばれた。日本との交流も古く、遣隋使や遣唐使、阿倍仲麻呂や空海らゆかりの人物も多い。

その西安でもっとも有名な観光スポットが「兵馬俑」で知られる秦始皇帝陵博物院。1974年に農民が井戸を掘って偶然見つけ、当時「20世紀最大の発見」と世界を驚かせた。1987年に世界遺産登録。特に、中国最初の皇帝・始皇帝の陵墓を守る副葬品として造られた陶製の兵士や馬の像は、西安観光で必見だ。現在は地下にあった3つの俑抗が発掘され、1号抗に約2千体もの兵士俑が一堂に並ぶ様子は壮観。3つの俑抗を合わせると陶製の兵馬は約8千点に上ると言われる。

秦始皇帝陵博物院

西安と言えば「兵馬俑」は見逃せない

西安郊外で、楊貴妃が温泉浴をした「華清池」もぜひ訪れたい。2700年余り前に温泉が発見され、歴代の王朝がこの地に別荘が建てた。白居易の「長恨歌」には楊貴妃がこの地の温泉で美しい肌を磨き上げた記述がある。

華清池の敷地内で毎晩行われる舞踊劇「長恨歌」は観光客に人気が高い。玄宗皇帝と楊貴妃の出会いから悲劇へと展開するロマンスを、驪山(りざん)を背景に音や光、水、火などを駆使した迫力あるショーとして演出し見ごたえがある。

(次の記事)【中国版】シルクロード起点のまち、古都「西安」を歩く(2) アートや夜景も見どころ

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