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「民の力」で次の100年へ―北海道小樽

「民の力」で次の100年へ―北海道小樽

1922年(大正11年)8月に市制が施行され今年100周年を迎えた北海道小樽市。市では「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽︱民の力で創られ蘇った北の商都」として、市内で3つ目になる日本遺産を初の単独で登録されることを目指している。商業や金融の拠点で北海道経済の中枢だった小樽は経済人ら民によって形成されてきた。100年という節目を契機に、今また小樽まちづくりの源泉である民の力が北海道を代表する観光都市の次の100年をけん引しようとしている。

小樽運河

先人の遺産をQOLで資産化 観光都市小樽のまちづくり

22/09/29

この先100年に向けて 小樽市が今登録を目指している日本遺産は、今も観る者に対してまばゆく光を放っている歴史資源が主だ。北のウォール街と称される旧銀行の建造物が残る一画や、小樽ガラス販売店や美術館、飲食店などに趣を変えて存続する北前船...

地方創生カレッジin小樽

“民の力”担い手育成 地方創生カレッジin小樽

22/09/29

未来志向でまちの課題を解決 民の力を最大化し、小樽のまちづくりや地域マネジメントを担う人材を育成する「地方創生カレッジin小樽」が開かれている。交流人口増はもちろん、他地域に住みながら小樽と関わり続ける関係人口の増加や、定住人口につな...

旧北海製缶小樽工場第3倉庫

“歩き観光”こそ小樽の醍醐味(1) 小樽運河界わいを歩く

22/09/29

小樽は時速3キロ、歩き観光が楽しい。まちの中心部はきゅっとコンパクトにまとまり、見どころや観光スポットが適度な距離で点在する。もちろん歩いているからこその発見もある。海と山が近い視覚的な効果もあるのかもしれないが、結構な距離を歩いても思った...

堺町通り

“歩き観光”こそ小樽の醍醐味(2) ぶらり商店街を探訪

22/09/29

多彩な通りに異なる味わい 小樽は商店街歩きもいい。観光スポットとして代表格は、堺町通り。約800メートルの通りに、北一硝子や大正ガラス館など小樽ガラスの有名店、オルゴール、スイーツ、海鮮などの飲食店が軒を連ねる。多くの店が倉庫跡など文...

日本銀行旧小樽支店

“歩き観光”こそ小樽の醍醐味(3) 歴史的建造物めぐり

22/09/29

歩き旅アプリ待望論 旅をより進化 歴史的建造物めぐりも小樽歩き観光では外せない。北のウォール街と呼ばれるエリアは建築家の辰野金吾が設計した日本銀行旧小樽支店金融資料館をはじめ、ワインショップ小樽バインとして営業している旧北海道銀行本店...

小樽運河クルーズ

海上観光でユニーク体験 小樽運河クルーズや小樽海上観光船

22/09/29

船上だからこそ発見も 小樽市民のシビックプライドを象徴する小樽運河。モータリゼーションの波にのまれ埋め立て道路をつくる計画もあったが、市民運動によって今の姿にとどめた。その運河の“ど真ん中”を体験できるのが「小樽運河クルーズ」。運河を...

ウイングベイ小樽

観光拠点化の計画進む ウイングベイ小樽

22/09/29

新たな小樽観光の玄関口に ウイングベイ小樽はショッピング店舗や映画館、ホテル、レジャースポットなどを備えた複合商業施設。ヨットクルーズも行っているマリーナも目の前で、施設内のベイテラスからは小樽港、石狩湾を一望。日本海に沈む夕陽もいい...

北海道ワインの工場見学プレミアムツアー

美酒美食ツーリズムあり 小樽・後志エリア

22/09/29

本物志向の酒造り集積 小樽市と周辺の後志地域は今、地酒、地ビール、地ワインなどの生産地として改めて注目を集めている。この地ならではの小樽・後志ツーリズムが萌芽しつつある。 「宝川」で知られる小樽市の田中酒蔵。団体受け入れも可能な...

迫俊哉市長

小樽観光が射程する近未来 官・民をけん引―小樽2トップに聞く(1) 民間の力が不可欠に―迫・小樽市長

22/09/29

北海道観光にあっても屈指の知名度を誇る小樽市。コロナ禍で疲弊した市内観光の現状と、北海道新幹線の開業などを控える中で持続可能な観光まちづくりの方向性について、官と民の立場から小樽観光をリードする迫俊哉・小樽市長と西條文雪・小樽観光協会長に、...

西條文雪会長

小樽観光が射程する近未来 官・民をけん引―小樽2トップに聞く(2) 「港を巷」で賑わい―西條・小樽観光協会長

22/09/29

付加価値もつ交流空間に ―市長はいかがでしょうか。 迫 明治期以降の歴史的な街並み、近代的な建造物が数多く現存していることが小樽の強みの一つですが、これらの文化財を将来にわたってすべて保存、継承していくことは物理的、財政的にも難...

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