伊勢神宮で始まる「式年遷宮」 今年から足かけ8年、多彩な祭事
33もの諸祭行事 一大行事に地元沸き立つ
聖地・伊勢神宮。古くから多くの人が参拝し、祈りを捧げ、2千年を超える歴史を紡いできた。そんな聖地で20年に一度、社殿を建て替え、御神体を遷すこと祭事「式年遷宮」が5月、始まった。63回目を迎える今回の遷宮の集大成は2033年を予定しているが、足かけ8年、33もの諸祭行事を重ねることでまっとうされる。これからの長丁場、伊勢神宮はいつも以上に注目を集め続けることになる。

多くの参拝者を集める内宮。
インバウンドは意外と少ないという
20年に一度の大祭事は5月の山口祭からスタートした。社殿造営に使用するヒノキを伐採する「御杣山」の入口での祭事。「山の口に坐す大神」にこれからヒノキを伐採することを伝え、作業の安全を祈願した。
今年は9月の御樋代を納める器の御料木を伐採する「御船代祭」まで5祭事。26、27年は御用材を内宮、下宮域内へ曳き入れる「御木曳行事」、28年はいよいよ社殿建築の祭事が始まり、29年には内宮入口に架かる宇治橋が架け替えられ、「渡始式」というビッグイベントが控える。その後、準備が進み、33年10月の「遷御の儀」「御神楽」でいよいよ遷宮はクライマックスを迎える。
各祭事は見学が可能なものや、参道からのみ見学可能なものもある。
前回の式年遷宮の参拝者は初の1千万人を超えた。今回も多くの参拝者が集まることが予想され、8年にわたるロングランで伊勢神宮のおひざ元・伊勢志摩は神々しさと賑わいに包まれることになる。
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