聖地が迎える大祭事でおもてなし―三重伊勢志摩

20年に一度の伊勢神宮式年遷宮がいよいよ始まった。2033年のクライマックスまで足かけ8年、聖地は一層の盛り上がりをみせる。三重県伊勢志摩エリアは地域の文化ともいえる「おもてなし」に磨く機運を今一度醸成。神宮を擁する伊勢、宿泊拠点・鳥羽、大自然の魅力あふれる志摩。エリア全体が渾然一体となって全国、海外から大挙訪れる参拝・観光客を出迎える。

伊勢神宮で始まる「式年遷宮」 今年から足かけ8年、多彩な祭事
33もの諸祭行事 一大行事に地元沸き立つ 聖地・伊勢神宮。古くから多くの人が参拝し、祈りを捧げ、2千年を超える歴史を紡いできた。そんな聖地で20年に一度、社殿を建て替え、御神体を遷すこと祭事「式年遷宮」が5月、始まった。63回目を迎え...

20年に一度の遷宮記念でおもてなしキャンペーン 伊勢志摩観光コンベンション
「参宮紙札」で機運醸成 伊勢志摩観光コンベンション機構では、前回の式年遷宮でも大々的なキャンペーン、企画を展開。いよいよ本格化する今回の遷宮に向け、今回もキャンペーンを始めた。全国、海外から集まる参拝者をおもてなしの心で出迎える。 ...

ナイトアクアリウム体験 鳥羽旅館組合、鳥羽水族館とコラボ企画
宿泊者限定の「プレミアムナイト」 鳥羽旅館組合は12月3・4・5日、鳥羽水族館とコラボレーションして宿泊者限定の「プレミアムナイト」を開く。閉館後の水族館を貸し切りナイトアクアリウムの貴重な時間を提案する。 旅館組合加盟の対象宿...

10月は鳥羽の賑わい月間 「オクトバ!」
「鳥羽の月」 多彩なイベント開催 10月は鳥羽が輝く月―。10(と)8(ば)という語呂から、鳥羽市では10月8日を「鳥羽の日」として設定、特別な1日をまち全体で盛り上げる。さらに10月の1カ月間は「鳥羽の月」として例年市内各所で多彩な...

九鬼嘉隆プロジェクト 鳥羽市、大河見据え歴史紀行PR
「海の戦国武将」の歴史伝える 鳥羽市の歴史観光の核は、戦国時代に織田家の家臣だった九鬼嘉隆。この地を治め、彼が率いた九鬼水軍が世に知られるところで、数少ない「海の戦国武将」の代表格だ。鳥羽市観光協会では「九鬼プロジェクト」を展開し、九...

津波警報発令で観光客救済 鳥羽市、観光協会と旅館組合が連動
旅館ホテルが近隣駅まで送迎 自然災害発生時、観光地が求められるのは機敏かつ柔軟性がある対応。7月30日に発生したカムチャツカ半島付近の大地震で津波警報や注意報が発令された際、鳥羽市観光協会や鳥羽旅館組合の対応をまとめた。 津波警...

起承転結で地域の魅力発信 伊勢志摩国立公園エコツー推進協、ツアー商品化へ注力
アクセシブルアドベンチャーツアー事業 伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会は今年度、環境省からの受託で「伊勢志摩国立公園アクセシブルアドベンチャーツアー―海女と神宮の物語展開事業」に取り組んでいる。地域の自然と人が織りなす風土、歴...

海づくり大会記念 渡鹿野島でイベント、小中学生にマリン体験の魅力伝える/志摩
マリンアクティビティや海の体験の魅力を 志摩市の渡鹿野旅館協同組合は「第44回全国豊かな海づくり大会―美し国みえ大会」を記念し9月23日、わたかのパールビーチで「マリンアクティビティ体験in渡鹿野島」を開いた。志摩市離島振興協議会と協...