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「清和文楽」一年通し公演 九州唯一の人形浄瑠璃専用劇場/山都

地域の風土を伝承 本格的な公演に魅了

山都町の歴史風土を色濃く感じさせる「清和文楽」。農業の合間の娯楽、奉納行事として、江戸時代末期から今日まで連綿と受け継がれてきた。九州唯一の人形浄瑠璃専用劇場「清和文楽館」も持つ。

清和文楽の歴史は約160年前に遡る。この地を訪れた淡路の人形座から村人が人形を譲り受け扱いを習得したことが起源とされる。同町清和地区では「文楽の里」づくりが進められ、1992年に同館が誕生。年間200回弱の公演が行われ、一年を通して文楽が楽しめる。小中学生らの社会見学やインバウンドの利用も多い。

舞台を構成する語り手の「太夫」、物語に情緒を生む「三味線」、そして「人形遣い」。地元出身の後継者がルーツの兵庫県・淡路人形座で修業を積んだ。物語は世話物や時代物の定番から、オリジナルの「雪おんな」まで幅広く上演。人形浄瑠璃ならではの悲哀や情緒を迫力をもって演じる。

清和文楽

清和文楽

本公演は7−11月の毎週日曜と12−6月の第2・4日曜。それ以外の日も予約公演に応じ、団体や出張公演にも対応する。公演がない日は併設の「清和文楽資料館」で魅力に触れられる。展示見学は大人510円、本公演鑑賞料は大人1700円。特産品が並ぶ「清和物産館」も併設。

今年は大河ドラマ「麒麟がくる」放送にあわせ、3月まで明智光秀が主人公の「絵本太功記」を公演している。

清和文楽

明智光秀が主人公の「絵本太功記」の一場面

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