鳥羽温泉郷 多彩な泉質と個性的な宿
小さな宿が魅力の源泉
鳥羽市にはパールロード沿いの9つのエリアに温泉が点在している。鳥羽市温泉振興会では“海辺の湯処”を楽しめる「鳥羽温泉郷」と名づけてアピール中だ。
鳥羽には宿が150軒あるが、温泉振興会に加盟しているのは54軒。3割以上の旅館ホテルで温泉を楽しめるということになる。鳥羽の年間宿泊客170万人のなかで温泉振興会加盟旅館だけで110万人が宿泊しており、いかに温泉を導入している宿の集客力が大きいかがわかる。
温泉振興会加盟旅館の温泉は、他の温泉地と違って自家源泉だけではなく、三重県内の温泉地からの“運び湯”の施設も多い。そのため鳥羽温泉郷内で三重県内のバラエティ豊かな温泉を楽しむことができるのが特色でもある。
また大きな宿よりも家族経営の小さな宿が多いのも鳥羽温泉郷の売りのひとつ。温泉に加えて、個性豊かな食事や家族的な雰囲気が宿の魅力になっており、いってみれば個々の小さな宿が温泉郷を支えていることになる。
温泉振興会では「自家源泉を持っている宿であれば、経営が変わっても温泉自体はなくなりませんが、運び湯をしている宿が一軒廃業すると、温泉が一つなくなることになってしまいます。運び湯を行っている小さな宿、特に離島の宿は鳥羽温泉郷の一番の魅力だと思っています」と、話している。
新型コロナウイルス感染症拡大予防として、振興会加盟旅館をはじめ、鳥羽旅館組合加盟施設は社員のマスクの着用、人との距離の確保、十分な換気、不特定多数が接触する場所の消毒、手指消毒の設置、社員の毎日の体温測定・健康チェックなど万全の態勢を取り、宿泊客受入に対応している。
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