観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

公共野天風呂が再開 白骨温泉/松本

4年ぶりに復活

白骨温泉(松本市)の公共野天風呂が4月27日、4年ぶりに営業を再開した。「白骨隧通し(ついとおし)」の崩落防止工事の影響で2016年から営業を休止していた。再開を待った利用者も多く、GW中の入湯客は男女合わせて1550人と人気を集めた。

野天風呂は以前の佇まいで、男性用は囲いが最低限で開放感も十分。女性用はヨシズの目隠しで安心して湯を楽しめる。営業は10−16時で11月30日まで。冬季は閉鎖する。入浴料は大人510円、小人300円。

白骨温泉

4年ぶりに再開した白骨温泉の野天風呂

標高1400メートルに位置し「3日入れば、3年風邪をひかない」と高い効能が謳われた白骨温泉。各宿が屋号とは別に、温泉の性質などに由来する湯号を持っているのも特徴。11軒ある温泉宿の1つ「泡の湯旅館」は、乳白色の大きな露天風呂で知られ、秋田県乳頭温泉の鶴の湯と並んで、グラビアを飾ることも多い。

工事が行われた白骨隧通しは、湯川の急流が石灰岩を侵食してできた高さ6メートル、長さ20メートルの自然のトンネルで白骨温泉の見どころの1つ。工事は、周辺の景観に配慮し、自然の岩盤に見えるような工法で行われた。

信州 旅のおすすめサイト

この記事をシェアする
今すぐにでも出たくなる旅 最新
未来へつなぐ四国「おもてなし」の魂・香川編

「四国はひとつ」の旗頭のもとに4県がひとつになって観光振興を進める四国。その根幹は、四国八...

新・観光スタイル打ち出す三重伊勢志摩

伊勢神宮をはじめ、数多くの観光スポットが点在する伊勢志摩。秋の本格的な観光シーズンを控え、...

「天領」大分日田・天ヶ瀬で温故知新の旅

4―6月に展開されていた「福岡・大分デスティネーションキャンペーン(DC)」は地域に“あた...

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ