戦国観光の“本陣”滋賀−おごと温泉拠点に浪漫に浸る
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が好スタートを切った。主人公が“戦国大河”最後の大物、明智光秀でなおさら注目を集める。光秀ゆかりの各地では多彩な取り組みが行われているが、滋賀県はいわば本陣。光秀と縁が深いだけでなく、織田信長が拠点を置き、多くの武将が行き交った“戦国の交差点”だ。大津市では「光秀大博覧会」を開催するなど戦国観光にスポットを当て、盛り上げを図る。宿泊地として、比叡山のおひざ元、おごと温泉があるのも心強い。おごとを拠点に、日本人の心の琴線に触れる戦国観光の世界に飛び込む。
びわ湖大津・光秀大博覧会 3月8日から明智光秀ゆかりの坂本で開催
西教寺など4会場で特別展 びわ湖を制するものは天下を制す−。戦国時代、信長が天下取りの拠点とし、多くの武将が行き交う歴史の交差点となった近江。光秀が拠点とした大津市坂本エリア一帯で3月8日から「びわ湖大津・光秀大博覧会−戦国ぶらさんぽ...
明智光秀の菩提寺「西教寺」 戦国ゆかりの見どころ十分/大津
光秀の思い宿る 境内に広がる歴史絵巻 「びわ湖大津・光秀大博覧会」のメーン拠点のひとつとなる戒光山西教寺は、光秀の菩提寺として今年、スポットが当たるが、天台真盛宗総本山として歴史の中で大きな存在感を放ってきた。戦国時代には信長による比...
好スタートの「麒麟がくる」 大津、おごと温泉に放送効果
今年は“光秀紀行”がくる 今年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」は戦国期に金字塔を打ち立てた織田信長を討った男、明智光秀が主人公。“戦国大河初の4Kフル撮影作品で、池端俊策さんのオリジナル脚本。混迷の時代の中で、懸命に希望の光を追い求め...
大津市に戦国武将の夢の跡 坂本、大津、膳所城址が点在
光秀居城を訪ねる 周辺に歴史の名残 大津市は戦国時代、京都と東国の間にあり、比叡山の麓に位置するということから、覇を競った武将たちが駆け抜けた場所。市内に点在する城跡は城郭の形はとどめないものの、周辺の史跡にその面影を残す。城跡めぐり...
「戦国ワンダーランド」展開 滋賀で全県キャンペーン
城跡ツアーや和装でまち歩き 明智光秀、織田信長、豊臣秀吉、石田三成−多くの戦国武将が競い合った戦国時代の要衝、近江。滋賀県はこの地元の歴史を発信しようと昨年10月から観光キャンペーン「戦国ワンダーランド滋賀・びわ湖」を展開している。今...
びわ湖から“戦国”へ 琵琶湖汽船(1) 多彩なクルーズ運航
雪見船クルーズにも戦国近江楽しむ仕掛け びわ湖雪見船協議会と琵琶湖汽船は、今年も恒例の琵琶湖の冬を湖上から楽しむ「雪見船クルーズ」を実施中だ。今年は暖冬だが、比良山系や伊吹山などの周囲の山々の冬景色を眺めながら長浜への旅へ繰り出す。3...
びわ湖から“戦国”へ 琵琶湖汽船(2) 戦国テーマのリーフレットも
“独白”で感じるびわ湖への愛 光秀、信長、姫君の3種 琵琶湖汽船(川戸良幸社長)は、クルーズ乗船客にびわ湖にまつわる戦国観光を楽しんでもらおうと、びわ湖の戦国をテーマにしたリーフレットとマップを制作、配布している。 県の観光キャ...
延暦寺、三井寺、西教寺の三総本山 おごと拠点に巡拝する旅
日本天台三総本山が大津に集結 おごと温泉がブランドイメージのひとつとして打ち出しているのが「比叡山に一番近い温泉地」。日本の歴史の表舞台に多く登場する比叡山とともに育んできた歴史の趣は、現代にあってもおごと温泉観光の大きな魅力だ。特に...
戦国武将ゆかりの百八霊場 西教寺とホテルがマップ制作
武将との関係を知れば巡礼が深いものに 戦国武将と滋賀県内の寺院との深い関わりを紹介しようと、大津市のホテルピアザびわ湖と光秀の菩提寺・西教寺が協力して、観光マップ「戦国大名と征くびわ湖百八霊場」を制作、配布している。 マップへの...
戦国史跡をめぐる おごと温泉観光協会、光秀モデルコースを設定
歩いて楽しむ大津・おごとの旅 おごと温泉観光協会・旅館組合は「麒麟がくる」放送にあわせ、観光モデルコース「明智光秀公ゆかりの地をめぐる戦国史跡プラン」を設定。ゆっくりとウオーキングしながらの歴史紀行を提案している。 1日目はJR...
びわ湖パノラマウォークが好評 おごと温泉の魅力を体感
宿泊者数増にもつながる旅の新スタイル 今年も開催予定 おごと温泉の楽しみのひとつが「歩く」こと。毎年晩夏に開く「おごと温泉・びわ湖パノラマウオーク」が好評で、温泉街や周囲の自然、歴史など散策することで地域の魅力を体感する観光スタイルが...