「明智光秀」モデルコースを設定 下呂温泉観光協会
恵那明智軸に周遊、下呂に宿泊 史跡やまちめぐり、鉄旅も
下呂温泉観光協会は、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放送を機に、明智光秀ゆかりの地を訪ね下呂温泉に宿泊するモデルコースを作成。旅行会社に配布しアピールしている。
モデルコースは関東方面発、中部方面発、関西方面発で設定した。光秀ゆかりの恵那市明智町をメーンに下呂温泉に1泊するスタイルが基本。バス旅行向けに作成した。
関西方面からのコースは、今年の改元で話題になった道の駅・平成(関市)に立ち寄るところからスタート。縄文時代の史跡・金山巨石群(下呂市金山町)、筋や骨のように路地が絡み合う独特な路地裏探訪の筋骨めぐり(同)をガイドの案内で楽しむ。その後、下呂温泉街に入り、合掌村の入場見学または温泉街の散策を楽しみ旅館ホテルに到着する。
2日目は、飛騨と美濃の国境に位置する舞台峠センターに立ち寄り弁当を積み込んだ後、120年以上前に建てられた加子母明治座(中津川市)を見学。間口約20メートル、奥行き約25メートルの建設当時のままの姿を保ち、岐阜県重要有形民族文化財に指定されている。今も現役の劇場で、地元に伝わる加子母歌舞伎の公演などが行われている。ツアーでは、ガイドの案内で明治座の舞台裏も見学する。
恵那駅(恵那市)からは、第三セクターのローカル鉄道・明知鉄道に乗り換えて旅情を味わいながら極楽駅(同)へ。下車後は、明智町を散策する。大正ロマン館を会場に「麒麟がくる」の放送に合わせて開館する大河ドラマ館を見学してもいいだろう。さらに、昨年の朝の連続テレビ小説「半分青い。」のロケ地で話題になった岩村町の散策なども楽しみ、瑞浪インターチェンジから帰路につく。
下呂温泉観光協会ではモデルコースのワンバス(41人換算)で試算表も準備。筋骨めぐりのガイド料や合掌村の入園料、2日目の弁当代、明知鉄道の乗車券代などを含めてトータルで11万4450円、1人当たり約2792円と値ごろ感を示す。筋骨めぐり、加子母明治座の手配および料金支払いは舞台峠観光センターで一括対応できることなども紹介している。
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