どっぷり高知旅キャンペーン 極上の田舎で滞在の勧め
「あんぱん」の舞台めぐる旅
高知県が2028年3月末まで県を挙げて展開している観光キャンペーン「どっぷり高知旅」。「極上の田舎。高知。」をコンセプトに自然や食、歴史文化といった高知県ならではの魅力を多彩な企画、プログラムで観光客にアピール。「滞在してこそ楽しい高知」の魅力を伝えている。
今回の観光キャンペーンでは、自然豊かな高知での「いなか暮らし」を体験する観光を提案。地域の伝統や文化を学びながら体感し、地域の人々と触れ合う旅の喜びを伝える。24年から4年間かけて、県内を周遊して「どっぷり」と高知県に浸る旅のスタイルを提案し、「いなか旅」ならではの静かな癒しの旅を呼びかけようというものだ。

安芸市の伊尾木洞
今年度のメーントピックは「あんぱん」。このほど放送が終了したNHK連続テレビ小説の主人公のモデルとなった漫画家やなせたかしさん夫妻の故郷・高知県として、物語の舞台をめぐる旅を提案している。主要舞台である物部川エリアで開かれている観光博覧会「ものべすと」を中心に各地でやなせさん関連のイベントを次々に展開。県内全域へその効果を波及させる。香美市の「やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム」「やなせたかし記念館詩とメルヘン絵本館」、御免町の「やなせたかしロード」といったゆかりのスポットや、JR四国「アンパンマン列車」や土佐くろしお鉄道中村・宿毛線「だるま夕日号」といったやなせさん関連の鉄道など県内各地にやなせさんの作品が息づく要素にあふれており、県内全体で物語を追う旅が楽しめる。以前開かれた連続テレビ小説「らんまん」ゆかりの牧野植物園とやなせたかし記念館の入館セット券も。

あんぱんの舞台、後免駅

「らんまん」ゆかりの牧野植物園
また、県内各地ではキャンペーン期間中に体験博の開催が相次ぐ。安芸・室戸エリアでは「中芸みんなの日本遺産体験博ゆずFeSが11月30日まで、物部川エリアでは「かみめぐり 香美を廻る体験博」が12月7日まで、嶺北エリアでは土佐の里山めぐり体験博「とさんぽ」が11月16日まで、嶺北エリアではれいほく体験博覧会「れいほくる。」が11月29日まで、仁淀川エリアでは「仁淀ブルー体験博」が11月24日までそれぞれ開かれており、地域色豊かな体験企画が展開されている。
県内への誘客、促進を図る企画も充実。平日に対象の観光施設や宿泊施設で特典が受けられる「高知平日キャンペーン」が26年3月末まで展開中。12、1月はじゃらんと楽天トラベルで割引クーポンを配布してお得に宿泊してもらう。「もぐもぐ冒険ラリー」をはじめ多彩なスタンプラリーも実施されており、周遊の楽しさの幅も増幅させている。
そのほか、期間中はイベントや体験企画、食のアピールなどを全県レベルで実施。県を挙げて魅力を発信し続ける。
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