農商工連携の地域活性先進地 ちこり村、見学や食で魅力体感/中津川
18/09/21
地元食材使った「おふくろの味」をビュッフェで
中津川市の「ちこり村」は、欧州原産の野菜「ちこり」を栽培する農業観光施設。休耕田の活用、高齢者の雇用、観光と、ちこりの生産を通じて地域活性化に取り組んでいる。食を通して地元にも訪れた人にも“元気”を伝えている。
ちこりはキャベツやハクサイのように、欧州では高級野菜かつポピュラーな存在。低カロリーと豊富な栄養素を持つ。
同村は農商工連携による地域活性化の現場として視察も多いが、観光にも対応したメニューを通年で実施。ちこり生産ファームで栽培の現場見学と、ちこりを使って焼酎をつくる「ちこちこ焼酎蔵」の見学が体験できる。スタッフが案内してくれるので学びを深められる。ちこりの試食やちこり茶、ちこり焼酎の試飲、お土産購入をあわせて所要時間45分以上を勧めている。20人以上の団体は要予約。無料。
ちこりをはじめ地元の食を楽しめるスポットも充実。併設レストラン「バーバーズダイニング」では地元農家のお母さんたちによる、ちこり料理を含めた地元の旬の野菜を中心とした「おふくろの味」がビュッフェスタイルで楽しめる。旅行会社もツアー時のランチで組み込むことが多く、11―14時、150席で対応する。
そのほか、地元の農産物や農産加工品など地元の旬の味覚がそろう「ちこり村マルシェ」も。
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