中津川で体験する“秋の実り” 名物栗きんとん絞りや収穫体験
旬の味覚と食文化を味わう
岐阜県東部に位置する中津川市。2027年に開業が予定されるリニア中央新幹線で新駅が設置予定で、今後観光発展が期待される注目のエリアだ。観光の旬はズバリ秋。栗きんとん発祥の地とされているように、秋の実りと地域固有の食文化を求めて、例年多くの観光客が訪れる。
欧州原産の野菜ちこりを栽培する農業教育観光施設「ちこり村」では9月から12月上旬にかけて、栗きんとん絞り体験が楽しめる。中津川伝統の和菓子は、中津川の秋の顔。地元のおばあちゃんを講師に、栗きんとんのあんからオリジナルの栗きんとんを作る。作った栗きんとんは包装紙で包み、化粧箱に詰めてお土産に。
実施日は期間中の土日祝日。1日2回。定員は40人だが、100人以上なら入れ替えで対応する。料金は大人1600円。団体割引あり。
体験は8年前から始まり、今年はすでに3500人以上から申し込みがあるという人気ぶりだ。
問い合わせは同村 電話0573―62―1545。
観光農園「山本農園」では、秋の収穫体験を。栗拾い体験は9月上旬―10月中旬まで楽しめる。国見、金華、紫峰など様々な品種があり、拾った栗はお土産にできる。料金は大人1600円で、完全予約制。大人は1キロの栗、子どもや幼児は果物がお土産としてつく。
ぶどうの収穫・食べ放題は10月中旬まで。デラウェアやナイアガラなど多品種のぶどうが揃う。制限時間1時間で大人900円。
りんごの食べ放題は10月上旬―11月中旬。ふじや陽光などの品種をもぎとり、心ゆくまで。料金は大人800円。
問い合わせは同園 電話0573―69―3355。
道の駅きりら坂下では食文化体験が充実している。中津川産そば粉を使ったそば打ち体験は年間5千人以上が参加する人気企画。料金は2人前2500円から。
県東濃地域周辺の郷土料理「五平餅」作り体験は、中津川産コシヒカリを使って、地元のお母さんたちの指導で本格な味わいを再現する。料金は2700円から。
8月からは新しく饅頭作り体験がスタート。五輪饅頭、そば饅頭、酒蒸し饅頭から選んで、手作りの饅頭を作る。料金は2400円から。
問い合わせは 電話0573―70―0050。
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