西日本の旅日本旬紀行
農泊核に観光交流を推進・京都府笠置町(3) 四季折々に笠置の食
猪肉カレー名物化へ試作 春の山菜、夏のアユ、秋のキノコ、冬のジビエなど四季を通じて特色ある食が楽しめる笠置町。最近は特にジビエ料理に注目が集まっている。 ジビエの代表格はキジ。笠置山の山頂近くに建つ自遊宿 料理旅館松本亭は名物の...
農泊核に観光交流を推進・京都府笠置町(2) 楠山荘でワンストップ機能
農泊、移住・定住など笠置の拠点 笠置町の農泊、移住・定住に関してワンストップ機能を持つ拠点がオープンする。昭和初期に建てられた豪邸を改修し、将来的には宿泊、飲食の営業も行う計画だ。 施設名は「楠山荘」。JR笠置駅からほど近く、町...
農泊核に観光交流を推進・京都府笠置町(1) 歴史資源と自然体験の宝庫
京都府の最南端に位置する笠置町。京都府下で一番面積の小さい町で、人口も1300人ほどと、もっとも少ない。後醍醐天皇の行在所として知られる笠置寺など歴史を有し、連日多くのキャンパーで賑わい、関西随一のキャンプ場として知られる木津川の河川敷など...
「出雲國たたら風土記」の旅・島根県安来市(3) 1千年前から続くSDGs
「鉄のまほろば」としてメッセージを 日本遺産選定委員・丁野朗さん寄稿 古くから、日本を代表する鉄の歴史をもつこの地域が「鉄の道文化圏」の協議会を発足させたのは、1987年(昭和62年)のことである。旧自治省のリーディングプロジェクトの...
「出雲國たたら風土記」の旅・島根県安来市(2) 足立美術館に「魯山人館」
4月1日オープン 安来観光を代表する「足立美術館」が11月に開館50周年を迎えることを記念して4月1日、北大路魯山人の作品だけを展示する「魯山人館」を開館する。オープンに合わせ、同館が所蔵する魯山人コレクションの中から120点を厳選し...
「出雲國たたら風土記」の旅・島根県安来市(1) 定番化へモニターツアー
日本遺産「出雲國たたら風土記」に認定され、日本古来の鉄づくり「たたら製鉄」にまつわる歴史文化が色濃く残る島根県安来市。ヤスキハガネが今も主要産業の一つであるなど、たたらの物語は現代へ脈々と紡がれている。安来市観光協会では、市内の特色を前面に...
満開の桜が暗雲打ち払う春(2) 大阪水上バス―大川の夜桜を船花見
「お花見ナイトクルーズ」 水都の春夜を満喫 まちの中心を大川が流れる水都・大阪。川の両岸を満開の桜が彩ると、春が到来する。大阪水上バスが通年で運航するクルーズ船「アクアライナー」は、中之島周辺のビル群と史跡、名所を眺めながら進む。川岸...
満開の桜が暗雲打ち払う春(1) 京都・岡崎十石舟―川面で感じる雅な春
記録的な暖冬であっても、春への渇望は日本人のDNAに刻みこまれている。冬色から春色へとまちを一変させるのは、開花する花々。京都では古都の情緒を、大阪では水都の情緒を、それぞれ満開の桜が季節感豊かに彩ってくれる。春の観光シーズンは、もうすぐそ...
山海に春の訪れ告げる桃の節句(4) 岐阜・下呂温泉
飛騨伝統「土雛まつり」 岐阜県下呂市の下呂温泉合掌村では毎年恒例の「土雛まつり」が2月1日から開かれている。飛騨地方独特の伝統の雛飾り「土雛」が約1千体展示され、地域の伝統的な風習を伝える。4月5日まで。 土雛は、中は空洞、下は...
山海に春の訪れ告げる桃の節句(3) 岡山美作・湯郷
「湯郷おひな祭り」 温泉街が雛飾りに染まる 岡山県美作市では、もうひとつ恒例の雛祭りがある。中国山地に抱かれた湯どころ、湯郷温泉では「湯郷おひな祭り」が今年は3月20−29日に開かれる。 同祭りでは、旅館ホテルや商店、湯郷地域交...