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古都の春を彩る雅な舟遊び 岡崎さくら回廊十石舟めぐり(1) 琵琶湖疎水をゆっくり進

3月20日から4月14日まで

徐々に暖かさが増し、春の観光シーズンがいよいよ到来する古都・京都。春の風情に包まれるなか、今年も人気企画「岡崎さくら回廊十石舟めぐり」が3月20日からスタートする。京都市左京区の岡崎エリアで、琵琶湖疎水を両岸に咲く満開の桜を眺めながら舟で進む。川面から望む桜に古都の春を感じたい。4月14日まで。

岡崎さくら回廊十石舟めぐりは、京都府旅行業協同組合や京都市でつくる実行委員会が主催。2003年に始まって以降毎年運航し、ツアーの設定やウェブ販売など多彩な展開で年々乗船客が増加、国内外の観光客から京都の春の風物詩として親しまれるまでに定着した。

歴史情緒漂う十石舟に乗船し、南禅寺船溜まり乗船場から夷川ダムまでの琵琶湖疎水を往復約3キロ、約25分で周遊。疎水沿いの並木「桜回廊」が満開の花に彩られるなか、春の穏やかな川風を感じながら舟旅が楽しめる。最大のみどころは、鮮やかな朱色の平安神宮大鳥居と桜の競演。京都の春を実感できるワンシーンは必見だ。

岡崎さくら・わかば回廊十石舟めぐり

朱色の大鳥居の向こうに見える平安神宮と
桜、新緑のコントラストは最大の見どころ

十石舟めぐりは9時30分から16時30分まで、15分間隔で出発する。料金は大人2千円、小人1千円、幼児500円。

乗船券のウェブ事前販売は京旅協ウェブサイト「京りょ」(https://Kyoto-tabi.or.jp/)から。

団体利用も可能で、問い合わせは京都府旅行業協同組合 電話075―353―2511へ。

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