開幕まで1年 東京五輪を楽しもう(3) チケット当落、悲喜こもごも
観客ファーストは? でも楽しみ
2020年東京オリンピック観戦チケットの抽選結果が6月20日、発表された。
5月9日の申し込み時には応募が殺到しシステムがダウン、今回のウェブ上での抽選結果の確認には、最大135万人が順番待ちと、関心の高さもしくはシステムの使い勝手の悪さが再確認された。
真夏の東京での開催というアスリートファーストの欠如に加え、観戦チケット総数780万枚のうち、今回、何枚が販売されたのかも隠されたままという密室のなかでの応募、しかも購入のためのクレジットカード決済はVISAのみという、観客ファーストの欠如はどうしたものだろう。
とは言いつつ、本紙東京オフィスでは20日は朝から、抽選の当落が話題に。近しい知り合いのチケット応募率はほぼ100%で、従姉妹は何枚当たった、誰はダメだったと。同僚の1人はカヌー・スプリントの決勝が当たり、こちらはマイナー競技中心に7︱8競技応募したものの全滅でとても残念。ちなみに本紙大阪本社では、観戦チケットの応募すらしなかったそう。
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