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新装「水木しげるロード」7月完成/境港

歩道の拡幅や夜のライトアップ

鳥取県境港市の「水木しげるロード」が7月、リニューアルオープンする。現在工事が進められており、完成すると歩道の拡幅や夜のライトアップによる演出など新しい妖怪たちの世界が楽しめるようになる。

同ロードは、JR境港駅前から本町アーケード商店街までの延長約800メートル。同市出身の漫画家水木しげるさんが描く「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめ妖怪の世界にスポットを当て、各所に妖怪のブロンズ像を配するなど“妖怪のまち”としてブランド化。現在も年間約200万人前後が訪れている。2013年度から次代へ向けリニューアルが計画されていた。

リニューアルによって大きく変わるのは、ロード沿いの歩道。市道の車線を一方通行化し、歩道を拡幅、休憩スペースも設けることで、ゆっくりと安全に散策が楽しめるようになる。

また、妖怪のブロンズ像は、これまでランダムに設置されていたものを、水木しげる作品のキャラクターや森、川など生息地別といったテーマごとに配置換えし、よりストーリーに親しんでもらう。これまでの153体に加え、21体が仲間入りする。

さらに、9月には照明システムを導入し、夜のライトアップ演出もスタートさせる予定だ。

4月にはアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の新シリーズもスタート。同市ではロードのリニューアルとアニメ放映で来訪者の増加を期待している。

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