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アドベンチャーツーリズム萌芽 志摩市、滞在促す商品づくり

180人参加しビルフィッシュ大会も

志摩ビルフィッシュトーナメント実行委員会(三重県志摩市)は8月27、28日、志摩市磯部町渡鹿野島を基地とする沖合で「第4回志摩ビルフィッシュトーナメント」を開催した。

40艇の釣り船に約180人が参加。優勝は、愛知県常滑市を母港とする釣り船「マハロ」で、約110キロのクロカジキを釣り上げた。同イベントに参画する渡鹿野旅館協同組合は「若年層の観光客を増やす目的はもとより、新しい観光産業の創出し、若者の移住、定住につなげていきたい」と話す。

志摩ビルフィッシュトーナメント

8月に行われた
ビルフィッシュトーナメントの表彰式

同イベントは観光庁が今年度取り組む「インバウンド向け観光コンテンツ造成事業」の一環として開催された。今回の事業は「伊勢志摩国立公園に浮かぶ離島『わたかの島』を体験するアドベンチャーツアー事業」がテーマ。シーカヤック、SUP、SUPバイクなど、マリンアクティビティを中心に長期滞在が見込まれるインバウンド向けの島の歴史や、ナイトプラグラムなど、アドベンチャーツーリズムを促進する商品を展開している。今後は、日本人や外国人を対象としたモニターツアーの開催も予定している。

SUPバイク

SUPバイクが登場

このほか同地域では、観光庁が推進する地域一体となった高付加価値事業の一環として、地域で獲れた未利用魚や適格外の果実を使ったプレミアムラウンジ、長期滞在を視野に入れたコンドミニアム化など、伊勢志摩初の試みも計画されている。

「風光明媚な土地で温泉があり、地元のならではの新鮮な魚を食べる場所は、日本全国にたくさんあるが、差別化をするため、マリンアクティビティというコンテンツに大きく舵を切った」と関係者。

今後、同地域行われるマリンアクティビティに関する事業、今年10月に法人化した渡鹿野旅館協同組合の地域活性化事業として運営していく予定。

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