秋の大歩危・祖谷を食す ONSEN・ガストロノミーウォーキング定番化
「ガストロノミープロジェクト」で地域をアピール
徳島県大歩危・祖谷温泉郷で10月30日、「ONSEN・ガストロノミーウォーキングin大歩危・祖谷温泉郷」が行われた。4回目を迎える今回も渓谷美と地元の食を楽しみながら歩き、地域を舌と肌で深く感じる。
祖谷渓の自然美のなかを、地元の郷土料理や地場産の食材を使った料理に舌鼓を打ちながら全長約11キロを歩く。その後大歩危祖谷温泉郷で入浴して疲れを癒してもらう。
コースは京田からホテル祖谷温泉・祖谷ふれあい公園までの祖谷街道。「祖谷そば」「でこまわし」といった郷土料理、アユの塩焼き、肉料理、地酒、スイーツなど郷土色濃い食が楽しめる。参加者全員に大歩危・祖谷温泉郷5施設のうち1カ所で利用できる日帰り入浴券がつく。
ガストロノミーツーリズムとは、欧米で普及している旅のスタイル。歩きながら食を楽しみ、地域の歴史や文化を知る旅のことをいう。日本では温泉を加えてONSENガストロノミーツーリズムとして発展し、日本国内だけではなく、海外からの観光客に温泉の魅力を発信している。
大歩危・祖谷温泉郷では2021年度から「三好市ガストロノミープロジェクト」を展開している。「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」のほか、食のアンバサダーにタレントの大桃美代子さんを迎えて料理メニューを開発するなど地域一体で食の魅力増強に着手。将来的には欧米などからの旅行者が食を求めて訪れ滞在する地としてまで認知度を高めることを目標に活動している。
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