持続可能な商品開発「コオロギクッキー」 ハレルヤスイーツキッチン
22/10/31
「美味しく学ぶSDGs」提案
ハレルヤスイーツキッチン(徳島県松茂町)は、銘菓「金長まんじゅう」をはじめ和洋菓子を手がける老舗菓子メーカー。土産購入だけでなく製造工程の見学やお菓子づくりなど徳島観光の立ち寄りの定番としても知られている。
今、力を入れるのが、SDGs・ESD(持続可能な開発のための教育)への取り組みだ。食を通した取り組みを進め、ツアーや商品開発で独自性を発揮している。
同社では地産地消や6次産業への取り組みに力を入れており、規格外農産物を活用した商品開発や、中山間地での仕事づくりを目的とした地域農産物の発掘を実施。水資源の保護に向けた浄化設備、ワークライフバランスを考えた職場づくりなど、多角度からSDGsへの取り組みを進めているほか、ESDの実践拠点としての環境も整備している。
「美味しく学ぶSDGs」と題して、これらを学ぶ旅行プランも造成。取り組みを紹介するセミナーや工場見学を通じて、豊かな徳島を次世代につなげるための活動について学ぶことができる。
定員は5―80人。価格は1千円で、お菓子の土産つき。徳島をはじめ周辺の観光地と組み合わせたコースを提案している。
さらに、注目はSDGsの観点での商品開発。なんと、コオロギを使ったお菓子を開発しているのだ。将来予測される世界的な食糧不足を解決するひとつの策として注目される昆虫食を用いて、徳島県内の製菓メーカーや徳島大学発のベンチャ
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