持続可能な地域づくり　鳥羽旅館組合新理事長・迫間優子さんの抱負

初の女性理事長誕生　地域らしさを提供

鳥羽旅館事業協同組合の新理事長に鳥羽ビューホテル花真珠女将の迫間優子さんが就任した。６月27日に開かれた通常総会の役員改選で７代目理事長として選出。同組合では女性の理事長就任は初めて。

迫間新理事長は大学卒業後、他旅館の勤務などを経て同館に戻り、２０１０年女将に就任。同組合の女性部「鳥羽あこや会」や地元若手経営者でつくる「ゆーわく倶楽部」メンバーとして活動し、地域の魅力創出へ精力的に活動してきた。

迫間優子さん

迫間さんは「これからの旅館は横のつながりだけでなく、地域を担う一員として地域課題を解決し持続可能な地域づくりに貢献していきたいと考えています。持続可能な考え方は、若い世代の顧客や環境意識の高い顧客層のニーズに合致していることから、お客様に対しても地域らしさを提供していくことを重要視して組合の活動を進めていきます」と抱負を語っている。

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