鳥羽城跡に「御城印」登場 九鬼水軍ゆかりのデザイン
21/06/29
戦国期の貴重な海城 城郭ファンや観光客に人気
城郭の登城記念として全国的に人気を集める「御城印」が、鳥羽市・鳥羽城跡でも販売されている。城ファンのみならず観光客にも鳥羽観光の土産として人気だ。
御城印は、寺社を参拝してもらう御朱印の城版。全国各地の城郭が登城記念として続々と発行し始め、今ではスタンプラリー感覚で“城攻め”する人が増えている。御朱印と同じサイズで、中央に城名が書かれ、かつて城を治めた城主の家紋や旗印が朱色で押印されているケースが多い。
鳥羽城跡は、織田軍に属した九鬼水軍の居城。九鬼嘉隆が1594年に築いた全国的にも珍しい海城で、標高40メートルの小高い丘に築城され、四方は海、大手門は水門となっているなど水軍の基地として役目を果たした。3層の天守をはじめ13の櫓を備えていたという。
現在は、二の丸跡に鳥羽小学校が建ち、本丸跡はグラウンドに。天守閣跡などに野面積みの石垣が残り、城北側の妙慶川に復元された相橋などに往時の面影が残る。
鳥羽城跡の御城印は、朱色の家紋に城名が描かれている。七曜家紋版、左三つ巴紋版(いずれも300円)に、今年2月には鳥羽三の丸のイラストを透かしに左三つ巴と七曜の二つの家紋をあしらったパターン(500円)も加わり、3種が販売されている。
購入は鳥羽市観光案内所と鳥羽歴史文化ガイドセンター、鳥羽市観光協会で。
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