海女学講座「あまトーーク」　鳥羽市観光協会、宿でも実施

海女の生の声を聞くトークショー

鳥羽市観光協会は、鳥羽のシンボル「海女」に深く触れる企画「おもしろ海女学講座︱あまトーーク」を設定。旅館ホテルに海女を招いたトークショーで、海女の生の声から海女を学び、鳥羽の文化に深く親しめる。

鳥羽は日本で一番海女の多いまち。「海女学講座」では、漁の実際のほか、現代にあってもなぜ素潜り漁を続けるのか、その生活は−などを海女本人が語ってくれる。

これまでは修学旅行用などで実施していたが、一般旅行客向けにも数年前から商品化した。通年での設定で、時間は30−60分。鳥羽市内の宿泊施設に海女が出向いて実施する。

料金は海女１人、スタッフ１人が同行して１万５千円から。料金の一部は浜の清掃活動や稚貝の放流などを支援する市の「海女さん応援基金」に寄付される。

同協会では「海女学を行うことで、次世代に資源を残していくという知恵や考えを伝えたい」とアピールしている。

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