今夏はサプライズ「三冠花火」 夏休みの鳥羽湾の夜空彩る
「鳥羽湾毎夜連続花火」は今年も開催
鳥羽の夏といえば、花火。鳥羽湾の夜空を彩る大輪の華は夏の楽しさを身体全体で感じられる。今夏は昨年に引き続き、コロナ禍に立ち向かう地元や社会に向けて打ち上げる「がんばろう鳥羽! 三冠花火」を開催。交通渋滞と混雑を避けるため開催日と打ち上げ場所を明らかにしていない“サプライズ花火”だ。
三冠花火の三冠とは「感謝・感動・歓迎」の3つの「カン」への思いを込めたもの。鳥羽を訪れる旅行客や新型コロナウイルスと戦う医療従事者への感謝の気持ち、そしてコロナの早期収束への願いを込めて、鳥羽市観光協会が打ち上げる。
「三冠花火」では寄付型花火への協賛を募集。コロナ禍に苛まれてきた地元や社会へのメッセージを花火とともに打ち上げる。事業者らに賛同を呼びかけ、5千円、1万円、3万円の3種から選ぶ。メッセージは45字以内、メッセージに添える名前は15字以内。
鳥羽市観光協会では「夏休みの期間、どの日に打ち上げるかわからないサプライズ花火として、お楽しみに鳥羽へお越しいただければ」。申し込みなど問い合わせは、同協会 電話0599−25−3019へ。
もうひとつ、夏恒例の花火イベントが鳥羽旅館組合の「夏の鳥羽湾毎夜連続花火」。こちらは今年も休まず、8月1−20日に開催する。夏の鳥羽を訪れる観光客の一番の楽しみであり、花火で元気を得たい。
例年同様、市内各所をリレー形式で開催。佐田浜では8月1−5日、安楽島湾では6−10日、小浜湾では11−15日まで。それぞれ20時30分から5分間、小型連続花火を含む約100発の花火が楽しめる。
続く16−20日は小浜旅館街活性化組合による「小浜連続花火」と題して、小浜湾から20時30分から約3分半打ち上げる。
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