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アウトドアスポーツのメッカに 三好市がツーリズム化

ラフティングやウェイクボードに最適の環境そろう

徳島県三好市がスポーツツーリズムを推進している。スポツー分野でとりわけ力をいれるのが「アウトドアスポーツツーリズム」。いわずもがな、同市の武器は「大自然」。自然を活用して地域に賑わいを呼ぶ。近年はウオータースポーツの国際大会の誘致に成功するなど成果は如実に表れてきた。アウトドアスポーツツーリズムのメッカを目指し、三好市は突き進む。

豊かな森林に覆われ、その中で暮らしを営んできた同市。登山やハイキングといった山を生かした観光にも当然目がいくが、同市の大きな武器となるのが、四国有数の河川・吉野川が流れていることだ。上流は急流、下流は穏やかな水流と1つの川で異なる流れを持ち、それが幅広いウオータースポーツを楽しめる土壌となっている。

景勝地・大歩危を擁する上流エリアでは2017年にレースラフティング、下流では18年にウェイクボードの世界大会がそれぞれ開かれた。開催地に選ばれたことは、世界水準の環境が整っていることの証明。実際に大会開催者側からの評判もよく、大歩危周辺はラフティング体験プランが充実し、メッカとして賑わいをみせる。

大歩危・祖谷温泉郷では、旅館ホテルはもちろん路線バス、学校教育などの面でもインバウンド受入の整備が進む。インバウンド誘客に力をいれる地域にとってもアウトドアスポーツは大きな武器になる。ラフティングの盛んなオーストラリアをはじめ欧米豪からの来客誘致に有効な手段としてのアウトドアスポーツ。その成功事例として三好市に注目が集まる。

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