観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

地域文化への思いに拍手 下呂・地歌舞伎

「鳳凰座」で見る伝統の村芝居

「全国エコツーリズム大会in下呂」の締めくくりは美濃と飛騨の国境、舞台峠の芝居小屋「鳳凰座」へ。大会参加者は普段見ることのできない地歌舞伎を楽しんだ。

下呂市に残る有形の伝統文化、地歌舞伎を「鳳凰座」で開き、今回のエコツーリズムの幕引きにした下呂の人たちの文化への思いに拍手を送りたいという声があったことも付け加えておきたい。

鳳凰座の地歌舞伎

大会の締めくくりは鳳凰座の地歌舞伎

「鳳凰座」の村芝居は江戸時代の台本とともに岐阜県の有形民俗文化財に指定されている。下呂市御厨野にあることから「御厨野の芝居」と呼ばれ、現在では毎年、御厨野の日枝神社と熊野神社の祭礼に合わせて素人歌舞伎が上演されている。

「鳳凰座」の特徴は客席のつくりで、花道を境に両サイドが棚田状になっており、空間が広くどこからでも舞台が見やすくなっていることだ。通常、毎年5月3、4日に入場無料で上演される。

鳳凰座の地歌舞伎

鳳凰座の地歌舞伎

市内にはもう一つ「白雲座」(下呂市門和佐)があり、地歌舞伎を見ることができる。

岐阜下呂 旅のおすすめサイト


下呂温泉観光協会
【下呂温泉】

水明館
【下呂温泉】

小川屋
【下呂温泉】
この記事をシェアする
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ