地域文化への思いに拍手 下呂・地歌舞伎
20/12/11
「鳳凰座」で見る伝統の村芝居
「全国エコツーリズム大会in下呂」の締めくくりは美濃と飛騨の国境、舞台峠の芝居小屋「鳳凰座」へ。大会参加者は普段見ることのできない地歌舞伎を楽しんだ。
下呂市に残る有形の伝統文化、地歌舞伎を「鳳凰座」で開き、今回のエコツーリズムの幕引きにした下呂の人たちの文化への思いに拍手を送りたいという声があったことも付け加えておきたい。
「鳳凰座」の村芝居は江戸時代の台本とともに岐阜県の有形民俗文化財に指定されている。下呂市御厨野にあることから「御厨野の芝居」と呼ばれ、現在では毎年、御厨野の日枝神社と熊野神社の祭礼に合わせて素人歌舞伎が上演されている。
「鳳凰座」の特徴は客席のつくりで、花道を境に両サイドが棚田状になっており、空間が広くどこからでも舞台が見やすくなっていることだ。通常、毎年5月3、4日に入場無料で上演される。
市内にはもう一つ「白雲座」(下呂市門和佐)があり、地歌舞伎を見ることができる。
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