岡山中部の「迎賓館」 ザ・シロヤマテラス津山別邸がオープン
県中部のランドマークホテルに
津山市に2月、ホテル「ザ・シロヤマテラス津山別邸」がオープンした。津山の地域性をふんだんに取り入れ、地域の魅力と上質なサービスをかけあわせて津山に新しい宿泊の楽しみを導入。岡山県外からのゲストをもてなす「迎賓館」、県中部のランドマークホテルとして期待が高まる。
同館は、ホテルニューアワジ(木下学社長)と新津山国際ホテル(松田欣也会長)が開業。閉館した津山国際ホテルに替わる新たな地域一番ホテルとして地元財界が中心となり準備、総事業費約32億円をかけて新設した。ニューアワジグループとしては14施設目。
敷地面積3527平方メートルに地上9階建て、延べ床面積は8195平方メートル。多彩な65の客室、温泉スパ、美作地域の食材を生かしたダイニングレストランなどを有する。
客室は、6階に露天風呂テラス付きの和洋室とツインがある特別フロア9室、5階にテラス付きのツインなどからなるコンフォートフロア15室、3階と4階はレギュラーフロアとしツインとダブル、和室の計36室がある。別に4階には愛犬と一緒に宿泊できるドッグフレンドリーフロア5室も。いずれも露天風呂が付き、フロア内にはドッグランも併設している。
8階の「城見SPA」は、津山城跡を眺めながら入浴できる露天風呂付き温泉大浴場。城跡は9階の展望テラスラウンジからも一望できる。7階は、ご当地和牛のステーキをメーンにした懐石コースを夕食として提供するダイニング。ダイニングは1階にもあり、地元食材を採り入れた「みまかさキッチン」は朝食とランチに対応する。
このほか地元特産品を販売する「みまかさマルシェ」、300人以上を収容できるコンベンションホールなどバンケットルームを3つ備える。
初年度宿泊客数は2万4千人、宴会などを含めた売上高は7億円程度を目指す。
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