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JR四国、土讃線・高徳線に新型特急

「2700系」 テーマは「ネオ・ジャポニズム」

JR四国は9月28日、一部特急列車を新型特急気動車「2700系」に変更し定期運行を始めた。土讃線、高徳線の特急に利用され、徳島や高知、香川をイメージした外観と、快適性を求めた内装で、新しい四国の旅を演出する。

2700系は、これまでの「2000系」の後継として、8月6日から土讃線・高徳線で順次デビューしていた。9月28日からは特急「南風」「しまんと」「あしずり」「うずしお」の一部列車で定期運行がスタート。今後も利用便を拡大していく。

導入した車両数はグリーン車2両、普通車14両。日本の伝統を踏まえた「ネオ・ジャポニズム」をコンセプトに、外観は徳島の阿波おどりと高知のよさこいの“熱さ”からディープレッド、香川のオリーブからグリーンを採用した色づかいを用いた。

2700系

新型特急2700系。
土讃線、高徳線を走る

客車の内装では、背もたれと連動して座面がスライドする座席を導入。各座席にコンセントを設置し、テーブルの大型化するなどPC利用にも応えた。

無料Wi-Fi、車いすスペースや車いす対応トイレなどバリアフリーにも対応した。

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