大正、昭和天皇がご休息 和倉温泉・青林寺、9月末まで御便殿で座禅
19/07/29
静寂の名建築で静かに時を過ごす
石川県和倉温泉の山側にある青林寺。1892年(明治25年)に、同じ能登半島の羽咋市にある曹洞宗を代表する古刹のひとつ、永光寺(ようこうじ)で後醍醐天皇600回忌大法要が行われた際の記念事業で永光寺別院として開創、その後、青林寺に改称された。
1909年(明治42年)、大正天皇が和倉温泉を訪れた際は、同寺院で休息。その時、天皇の休憩施設として建てられた御便殿(ごべんでん)には、昭和天皇も宿泊された。その後、境内に移築保存された御便殿は17年に国登録有形文化財に登録されている。寝室として使われた和室の「折上格天井」や、開放的に眺められる庭園の風景が見どころだ。
希望者は見学が可能で、和倉温泉観光協会によると、近年は若い女性客が増え、30分程度、庭を見ながら瞑想して時間を過ごすというスタイルが多いという。また、御朱印ブームもあり、参拝者は増え続けている。
青林寺では9月30日まで(除外日あり)、御便殿の拝観と、座禅か写経体験ができる特別プログラムが設定されている。所要時間の目安は約1時間。料金は1人1300円。最大20人まで受け入れる。
5日前までに和倉温泉観光協会に申し込む。
北陸石川 旅のおすすめサイト
- 和倉温泉観光協会・旅館協同組合【七尾/和倉】
- 山代温泉観光協会【加賀/山代】
- 山中温泉観光協会・旅館協同組合【加賀/山中】
- 加賀パフェ【加賀】
- 加賀カニごはん【加賀】
- たちばな四季亭【加賀/山代】
- のと楽【七尾/和倉】
行けば行くほど熱いぞ!北陸石川編 記事一覧
- 「あいうえお」で謎解きイベント 明覚上人にちなみ温泉街が舞台、旅行商品化も/山代温泉(19/07/29)
- 山代大田楽8月3、4日開催 来年は25回目の節目に(19/07/29)
- 「やまなか遊歩」でまち歩き 浴衣着てぶらり温泉街(19/07/29)
- 鶴仙渓で「川床」と「ライトアップ」 山中温泉ならでは風情を楽しむ(19/07/29)
- 夜の山中座が賑わう 夏まつり毎日開催中(19/07/29)
- アイスショップが点在 山中温泉街で食べ歩き(19/07/29)
- 和倉温泉でもスイーツめぐり(19/07/29)
- 真面目にブランディング 加賀パフェとカニごはん(19/07/29)
- 加賀四湯博、20年3月末まで展開中(19/07/29)
- 片道通行料を無料 白山白川郷ホワイトロード、石川県宿泊で特典(19/07/29)
- 日本の美は、北陸にあり。 北陸三県やJR西日本、夏の思い出づくりCP(19/07/29)