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歩いてじっくり楽しむ山中温泉 「やまなか遊歩」提案

浴衣歩きキャンペーンやレンタルサービス

山中温泉観光協会が提案する地域の楽しみ方、それが「やまなか遊歩」だ。旅のスタイルは簡単、「歩くこと」。山間の温泉地特有の温泉情緒と自然、伝統など山中の魅力にゆっくりと浸り、楽しんでもらおうと、サービスを設定している。

「やまなか遊歩」は温泉街回遊の魅力をアップさせようと2016年にスタート。以降、地域の魅力を発信しながら、「歩く」楽しみを増幅させる企画を次々に登場させている。

「浴衣歩き&まちめぐりキャンペーン」では、風情たっぷりに湯のまちの雰囲気を楽しんでもらう。宿泊時、浴衣を着てまち歩きに繰り出すと、参画店舗で割引やサービスが受けられほか、各旅館で「山中塗まちめぐりバッグ」を無料貸出している。

鶴仙渓をはじめ自然豊かな山中散策に便利なのが、ウォーキンググッズのレンタルサービス。トレッキングポールや雨天時にポンチョ、万歩計、ザックを宿泊旅館で貸し出す。料金は通常500円を無料で。

散策の合間の休憩は、温泉街の回遊拠点である山中座前広場で。テーブルとイスを設置し、一休みできる場所を提供している。

歩いて巡る山中温泉は四季を、癒しを感じながら。

山中のシンボル、鶴仙渓は四季折々の渓谷美を見せてくれる。遊歩道や11月末までの川床でその風情を体感したい。

総湯菊の湯は、山中ゆかりの俳人・松尾芭蕉も愛した伝統の名湯。加えてゆげ街道でお土産や食を求めてまち歩きを楽しめば、「やまなか遊歩」の神髄に迫れる。

遠出の場合は無理に歩いてとは当然いかず、自転車や自動車で。電動アシスト自転車や超小型電気自動車「温モビ」、EVレンタカーを用意しており、気軽なお出かけを可能にしている。問い合わせは同協会 電話0761―78―0330。

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