観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

【番外編】上海撮影隊がゆく フォトツアーで魅力再発見、ファンが情報発信(2)

新しい視点を持てばより上海のとりこに

白川さんは「ウォルドルフアストリアホテル」のバーにある34メートルのカウンターの窓から見える外灘の景色に「100年の歴史を誇るホテルと最先端のビル群が何の違和感もなく時間を共有している」ことを感じた。

外灘

窓から見た外灘の風景
(撮影:白川しずか)

寺井さんは上海最古の寺院「龍華寺」で深々とお辞儀をして祈る人たちに魅了され、「BARキャプテン」のテラスから見える外灘の夜景の虜になった。「ウォルドルフアストリアホテル」でのゆったりとした時間の流れ、西洋と東洋が混在したインテリアなどに刺激を受けたという。

龍華寺

龍華寺での祈りの光景
(撮影:寺井造美)

佐藤さんは「グルメやファッション店が所狭しと軒を連ねる田子坊で、宝探しをする少年のようにワクワクしながらシャッターを切った」。初めて訪れた「新場古鎮」の白壁と黒い瓦屋根の伝統的な建屋や地元の食べ物、衣料品の販売などを通して地元が放つ「光」を感じ取った。「豫園」のお茶屋で欧米人のカップルが仲睦まじく見つめ合いながらお茶を飲んでいる姿に、憧れの気持ちを凝縮させた。

欧米人カップル

お茶屋で見つめ合う欧米人カップル
(撮影:佐藤賢一)

本堂さんは「今回5人は新たな目で見た上海の面白さ、美しさ、楽しさのとりこになってしまいました。少しでも上海の魅力をお伝えできれば幸いです」と話している。

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