大阪本社から旅ガラス
うるう年の今年は愛媛が“熱い”(2) 道後温泉本館7月再開、俄かコスプレ遍路体験も
心を浄化する旅 さて日本最古の温泉、道後温泉。「本館」は約5年半の保存修理工事を経て、7月に全館オープンする。道後温泉別館飛鳥乃温泉で実施されてきた写真家・蜷川実花さんのアート作品は7月までで撤去される。入口フロアに敷きつめられた斬新...
うるう年の今年は愛媛が“熱い”(1) 運行開始10年、乗客数20万人達成―伊予灘ものがたり
閏年の今年は、3倍の功徳があると言われる「逆打ちお遍路」で四国は賑わっている。日本最古の道後温泉に浸かり、俄か遍路コスプレで温泉街を歩き、人気観光列車に乗り、来島海峡の潮流も体験した。ホットな伊予の国を旅した。(旅行ジャーナリスト・村上英子...
DC直前の福岡・大分「大福旅」 世界遺産×アニメの聖地×温泉(2)
日田の風情と別府の温泉情緒 江戸時代は天領だった大分県日田市。豆田町など歴史あるたたずまいを残す町並みがホッとさせる。今、新しいスポットが海外からの観光客も呼び込んでいる。全世界での単行本累計発行部数が1億部を突破した大ヒット漫画「進...
DC直前の福岡・大分「大福旅」 世界遺産×アニメの聖地×温泉(1)
4月から始まる福岡・大分デスティネーションキャンペーン(DC)。2県合同のDCで、ネーミングは至福と大吉の語呂合わせの「大福旅」。福岡は25年ぶり、大分は9年ぶりのDCで両県意気込みを感じる盛りだくさんの企画内容。新生4月、大阪から1泊の春...
古き良き暮らしが連綿と息づく 徳島・にし阿波(2) インバウンドで賑わう
列車で愉しむ非日常 吉野川上流の景勝地である大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)。大歩危峡まんなか観光遊覧船は、両岸から急峻な斜面と美しい岩壁が迫るV字谷を豪快に下る。インバウンドの大型観光バスが連なる人気ぶりだ。 大歩危には多...
古き良き暮らしが連綿と息づく 徳島・にし阿波(1) SDGsな心の交流
数十年前、日本の田舎の古民家を宿に再生して観光の起点とした元祖とも言える徳島県・祖谷の秘境。コロナ明け、祖谷を含めたにし阿波地区に2019年並みのインバウンドが押し寄せている。農家民宿も好評な理由を探りに訪問した。(旅行ジャーナリスト・村上...
韓国・忠清南道で百済文化に触れる(3) 百済最後の都・扶余
新名所も登場 公州の南に位置する扶余は、百済が泗沘(サビ、538―660)として都を置き、世界遺産の「官北里遺跡」はその王宮があった場所。錦江のそばに扶蘇山がそびえ立ち、遺跡北側の「扶蘇山城」は、平時は王宮の後園、有事では防御目的に築...
韓国・忠清南道で百済文化に触れる(2) 百済第2の都・公州
栗も有名 ファムトリップでは仁川国際空港からバスで約2時間、公州市に到着。百済が漢城(現在のソウル)から都を移した熊津(ウンジン、475―538)があった場所だ。 世界遺産の「宋山里古墳群」には熊津時期の王と王族が埋葬されている...
韓国・忠清南道で百済文化に触れる(1) 10年に一度の「大百済典」
韓国東部の忠清南道にある公州市と扶余郡で9月23日―10月10日の17日間、10年に一度の「2023大百済典」が開かれる。韓流の元祖とも言われる百済文化を現代風にアレンジして紹介する一大イベント。同典開催を前に4月、百済歴史遺産地区を訪ねる...
埋もれた歴史文化に触れる 大阪府柏原市の旅(2) 和種馬・ワイン・朝護孫子寺
「和種馬ホースランド」は、日本在来馬の保護を目的にした施設で、乗馬・ふれあい体験などが楽しめる。和種馬は、かつて日本のサムライたちが乗っていた馬で、体高が110センチから130センチ。体高が低いので乗りやすい。2022年の12月にオープンし...