令和元年の旅は「開運」めぐり(1) 久能山東照宮
19/05/30
静岡DCの期間中(6月30日まで)、市内3つの社寺仏閣、久能山東照宮、静岡浅間神社、臨済寺では、特別参拝や座禅など普段はできないプレミアム体験を曜日限定で提供している。平成から令和への改元元年。新元号最初の静岡への旅は、3つの開運スポットめぐりで運を味方に。
徳川家康ゆかりの地 「天下泰平の竹あかり」で幻想的に
創建は1617年。前年に駿府城で死去した徳川家康は、遺言通り久能山に埋葬され、その地に2代将軍秀忠が建立した。社殿などが国宝に指定されているほか、博物館には国の重要文化財を多く含む徳川家ゆかりの宝物が収蔵されている。最上部の神廟には家康が埋葬されているとされ、見逃せない。
東照宮博物館で6月30日まで開かれている「徳川歴代将軍名宝展」で、家康から慶喜まで徳川歴代15将軍の甲冑15領(りょう)が一堂に展示されている。各将軍が所有していたもので、家康、秀忠の甲冑は戦場で実際に着用した可能性がある。15領の甲冑はどれも美術品のように見えた。
DC期間中の土日祝日限定で、久能山東照宮をライトアップするイベント「天下泰平の竹あかり」が夜間特別拝観とあわせて行われている。荒廃竹林の竹を使った素朴でアーティスティックな竹灯籠が国宝・東照宮をほのかに照らす。
久能山東照宮へは、久能山下から地元で「いちいちご苦労さん」と数える1159段の石段を上るか、日本平からロープウェイで5分。竹あかりイベントと夜間特別参拝は、ロープウェイ利用のみ入場できる
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