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「竹林豹虎図」を展示 名古屋城本丸御殿でDC特別企画

全面公開で往時の輝きをこの目で

愛知DCの特別企画で、否が応でも注目が集まるのが名古屋城。本丸御殿の復元工事が完了し、6月8日に全面公開。以来、400年前の輝きを求めて多くの観光客が詰めかけている。DC期間中は本丸御殿を中心に、今だけの企画が展開される。

9月29日―10月22日は、本丸御殿内で重要文化財の障壁画「竹林豹虎図」を特別展示。実際に設置することで焼失前の本丸御殿の雰囲気が蘇る。

名古屋城本丸御殿

全面公開後人気を集める本丸御殿

空襲で焼けなかった江戸時代からの建造物で重要文化財の東南、西南、西北の3つの隅櫓(すみやぐら)は11月10―25日に公開する。

観光販売システムズは12月28日まで、名古屋城の閉園後に本丸御殿をガイドの案内で鑑賞する特別プランを実施している。料金は大人600円。7日前までに同社 電話052―253―6324まで要予約。

なお、名古屋城天守閣は木造復元調査・工事のため入場できない。

本丸御殿は1615年に徳川家康の命によって建造。1930年に国宝第1号に指定された。空襲で全焼したが2009年から復元工事が行われ、9年をかけて完成。3代将軍徳川家光の上洛に合わせて増築された「上洛殿」や将軍専用のサウナ式蒸し風呂の「湯殿書院」などが当時の姿で再現された。

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