竜の子街道の見どころ(2) 白しょうゆ発祥の碧南・抹茶の西尾
白醤油・みりんの郷の矜持 碧南市
三河湾に面する港町・碧南は、温暖な気候から農業が盛んで、桜から藤、花しょうぶへと移る春から初夏の三大花まつりに彩られた地。醸造文化の面では「白醤油発祥の地」「日本最古のみりん」が碧南市民としての矜持でもある。
七福醸造は国内唯一の「白だし」専門メーカー。原料にこだわり、定番商品の人気は高い。碧南工場「ありがとうの里」では原料を蒸す段階から仕込み、ろ過、瓶詰めまで製造工程が見学できる。製造に関わる社員による案内で、生産の仕組みや心構えに触れられる。同社の歩みを物語る創業当時に使われていた木の樽も必見だ。
料理を試食してからの土産の購入もできる。時間は9―16時。土日祝は休み。予約は電話0566―41―1508へ。
現存する国内最古の醸造元である九重味醂は1772年創業。もろみを搾ったみりんを熟成する「大蔵」は約300年の黒塗り土蔵造りが時代の威厳を感じさせる。国登録文化財。
抹茶とうなぎは全国ブランド 西尾市
城下町風情が歴史情緒を伝える西尾の町並み。味噌、酒、みりんと古くから逸品が醸造され、豊かな食材とともに西尾の食文化を創造してきた。
「みそぱーく」は味噌のテーマパーク。味噌の仕込みに約100年使っている現役の杉木桶もある蔵の見学や、調理体験教室、味噌料理レストランなど、味噌の魅力が充実している。そのほか市内には味噌や地酒の醸造元が点在している。
そのほかにも食の魅力が充実。全国生産量の30%を占める抹茶の生産地として知られ、その歴史は700年以上。「西尾の抹茶」といえば地域ブランドとして名高く、まちにも抹茶の文化が根付いている。近年は、抹茶のおもてなしやスイーツを味わえるお茶屋さんが増えてきた。
一色町産の「うなぎ」も食通の垂涎の的だ。 海に行けば風光明媚な景観が魅力の佐久島。アートによるまちおこしも進み、三河湾クルーズの人気目的地でもある。
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