色鮮やかな花が淡路島を包む 菜の花、桜、チューリップが島内各所で
公園や古刹、山々に春の彩り
淡路島観光といえば「花」。そう連想する人も多いのではないだろうか。島全体に四季折々、花が咲き誇り、2000年と15年には「花博」も開催。そして花をテーマとした観光スポットも点在するなど、島全体が花の名所ともいえる。いよいよ迎える春本番。鮮やかに開花した花々を愛で、春の喜びを身体全体で感じたい。
今、まさに旬を迎えているのが菜の花。4月まで、いたるところで黄色の花が一面に咲き誇り、春の到来を告げる。特に海辺の菜の花は、海の青と花の黄色が鮮やかに目に飛び込み、島の春を体感させてくれる。島北部、淡路市の「あわじ花さじき」は海沿いの丘陵地の高原に黄色のじゅうたんが敷き詰められる、菜の花の一大スポット。
そして、いよいよ桜だ。淡路島内にも桜の名所はずらりと並び、日本の情緒を感じさせる満開の桜を求めて各所に多くの見物客が詰めかける。
淡路市の「園城寺」では田園風景と古刹を、南あわじ市の「諭鶴羽ダム」はダムの湖面と山の緑を、それぞれ桜のピンクが彩り、歴史・自然風情を春の彩りに包む。洲本市の「曲田山」、淡路市の「浅野公園」も必見スポット。いずれもハイキングにも最適で自然を楽しむにはもってこい。
チューリップも島の春を彩る特別な存在。赤や白、黄色の愛らしい花々が花壇を濃厚な鮮やかさで彩る。淡路市の国営明石海峡公園は一年を通して様々な花が咲くが、チューリップは春のメーン。大規模な花壇一面に咲き、スケールの大きな花の美しさに感嘆の声を上げるはずだ。
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