観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

御食国をいただこう 淡路島が誇る鯛、サクラマス、たまねぎ、牛肉

春はビッグネームがずらり ご当地グルメも人気

淡路島の観光人気を盛り上げている立役者の1つが「食」だ。古くは「御食国(みけつくに)」といわれたことからも食の宝庫であることは知られてきた。近年は海山の恵みである食のブランドと、地域の人々の思いと工夫で作り上げた新名物。その美味しさとバラエティの豊かさ、旬の味わいは多くのメディアに取り上げられ、それを見た観光客が詰めかける光景からも、その実力は明らかだ。春の淡路島に来たら、食べて食べて食べまくれ−。

全国的な知名度を得てきた「淡路島たまねぎ」は、食べたことがある人ならわかるはず、その特徴は「甘さ」だ。温暖な淡路島の気候で育まれたたまねぎは栄養分と甘さたっぷり。多彩な料理で味わえるが、たまねぎそのものだけでも際立つ甘さと旨みが堪能できる。

淡路島たまねぎ

全国ブランドの淡路島たまねぎ

海の恵みは、やっぱり「鯛」。明石海峡、鳴門海峡の急流で育った鯛は全国ブランド。島内の旅館ホテルや食事処では旬の鯛を造りやしゃぶしゃぶなどで提供するほか、那智黒石を敷き詰めた鍋で蒸し焼きにした宝楽焼きも味わいたい。

「淡路島サクラマス」は、島の努力の結晶。鳴門海峡の潮流の中で天然ものに近い環境で育成に成功、2017年に登場した淡路島のニュースターだ。適度に乗った脂の旨み、あっさりとした味わいは、島の食事処で3−5月限定で造りや丼、寿司、洋食など様々なスタイルで味わえる。

淡路島サクラマス

淡路島サクラマスの造り。
2017年に登場した新名物

そのほか、メバル、ワカメも春が旬。初夏からはハモ、赤ウニといった淡路島の夏を彩る人気食材や、明石海峡名物・タコも本番を迎える。

ご当地グルメは百花繚乱。淡路島の食材で埋め尽くされた「淡路島牛丼」や「淡路島バーガー」は市民権を得た。伝統のそうめんから生まれた「淡路島ぬーどる」、春の「生サワラ丼」や「生シラス」、甘党には「島スイーツ」も。

兵庫県淡路島 旅のおすすめサイト

この記事をシェアする
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ