鉄旅ノスタルジー DC展開山陰巡る(2) 鬼太郎・出雲大社・「あめつち」
「鬼太郎列車」と新観光列車で風土を堪能
このあと、今夏に開山1300年祭が行われる大山へ。大神山神宮奥宮まで登り参拝した。
2日目は、米子駅―境港駅間はラッピング列車「鬼太郎列車」で移動。同列車は1993年の登場から25年。このほど5回目のリニューアルを終えたばかり。境港では、山陰DCに合わせて「水木しげるロード」などが再整備。松江市では堀川遊覧に乗船して、松江城にも登城。宍道湖が見渡せる松江ニューアーバンホテルに投宿した。
3日目は、出雲大社参詣から。平日にもかかわらず女性、外国人の参詣者が多い。昼食は名物の出雲そば。初夏の暑さに箸が進んだ。出雲市駅から松江駅まで観光列車「あめつち」に乗車。7月1日からの定期運転前の試乗だ。
JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」に似たレイアウトの車内では、車内販売もテスト営業。「日本酒の花かんざしはすっきりとしていて飲みやすいです」と、アテンダントの前田裕美さんに勧められ一献。定期運行時は、出雲市発の列車で食事と一緒に提供するそうだ。DCにあわせ「山陰めぐりパス」を設定している。
※「平成30年7月豪雨」の影響で7月12日時点で列車の運転を見合わせている路線がある。運行情報の詳細はJRおでかけネット(https://www.jr-odekake.net/)で確認を。
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