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毎秋開催「襖からくり」 三好市

山里に根付く伝統芸能

三好市指定有形民俗文化財に指定されている「襖からくり」。毎年10月、一列に並んだ数枚の襖絵が縦や横、斜めに回転し、次々と変わる絵柄を眺めながら、祖谷の民謡や踊りが楽しめる。

襖からくりは、五穀豊穣を願い明治時代から昭和初期にかけて地域の人々に親しまれた貴重な伝統芸能。昭和初期に一度途絶え、2004年に襖絵や部材が発見されたことから修復作業に入り復活した。地域の保存会の人たちにより05年から現在の「襖からくり」が始まり現在に至っている。

襖絵は人形浄瑠璃の背景などに使われた竜虎や青海波などが描かれたもので、からくりは三味線の音色に合わせて次々と場面が変わっていく。昼と夜の2回公演が行われ、昼間は徳善阿弥陀横広場、夜間は後山農村舞台と会場が変わる。見学は無料。今年の公演は終了したが、来年の公演にはツアーの素材として組み込んでみてはどうだろう。

襖からくり

襖絵が縦横無尽に変化

会場には駐車場がないため、個人で行く場合はJR池田駅から無料の送迎バスが出ている。

問い合わせは一般社団法人三好市観光協会 電話0883―76―0877。

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