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茶、米に下呂の恵み 幾里茶と銀の朏を味わおう

自然と歴史に裏付けされた「美味さ」

下呂市の豊かな自然環境は「美味さ」という恵みももたらす。自然と対話しながら育てられた田畑のブランド食材の実力は推して知るべし。濃度の高い下呂の味を食して帰らない手はない。

金山地区は江戸時代の宿場町としての歴史を持つが、山里では古くから茶葉の栽培も盛ん。約500年前から栽培が始まった銘茶の名は「幾里茶」。雪のなかで熟成され、摘んだ後は蒸して揉んで干すという昔ながらの製法が今も受け継がれている。その味はスッキリとした上品な味わい。江戸時代には京都の公家・九条家に献上され、和歌を返礼されるなど由緒正しき逸品をぜひ。

幾里茶

約500年前から栽培が始まった
銘茶「幾里茶」の茶畑

銀の朏(みかづき)は下呂産のブランド米。コシヒカリの約1・5倍という日本トップクラスの大きな粒が目をひく。良質な水や大きな寒暖差などこの地特有の気候に育まれ、粘りと甘み、モチモチとした食感が食通をもうならせる。様々な米のコンテストで2016―21年まで6年連続で日本一の称号を得るなどその味の実力は折り紙付き。

銀の朏

6年連続で日本一の称号を得た銀の朏

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