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清流・馬瀬川の鮎 利き鮎会でグランプリ

清流が育む旨味求め格闘

自然豊かな下呂市の中でも、そののどかさは随一の馬瀬エリア。豊かな自然と古くからの暮らしぶりから「日本で最も美しい村」連合にも加盟しており、日本の原風景ともいえる光景が広がる。その清らかな自然景観の象徴といえるのが地域を流れる馬瀬川。鮎の友釣りのメッカとして、シーズンである夏には多くのファンが訪れる。清流の恵みと戯れ、味わうのは無上の喜びだ。

馬瀬川は木曽川水系の上流で、豊かな森林が育む清流に多くの川魚が棲息する。夏場でも比較的涼しく、水の温度も冷たい。そんな清らかな川を活発に泳ぐ鮎の味は、香りの強さと甘い身が特徴。釣り上げて味わうと格別だと評判で、その味を求めて鮎と格闘する釣り人たちの姿は、この地の夏の風物詩といえるだろう。

馬瀬川上流の鮎

馬瀬川は鮎の友釣りのメッカ

馬瀬川上流の鮎は高知県友釣連盟が全国の鮎を対象に美味しさを審査する「清流めぐり利き鮎会」で2023年9月、2度目のグランプリを受賞。下呂市からは小坂川の鮎も準グランプリを獲得するなど「清流の国ぎふ」を体感するには最適な地なのだ。

馬瀬川上流の鮎

利き鮎会の様子

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