南飛騨アート・ディスカバリー 10月19日―11月24日に初開催、下呂地域にアート作品展示
総合ディレクターは北川フラムさん
下呂市萩原町で10月19日―11月24日、アートの祭典「南飛騨Art Discovery(アート・ディスカバリー)」が初めて開かれる。現代アートのアーティストが地域の自然や歴史、風土をアートの舞台として、地域に新しい価値を創出し魅力を発信。総合ディレクターは瀬戸内国際芸術祭なども手掛けた北川フラムさんが務め、その手腕にも注目だ。下呂にもアートの波がやってきた―。
アート・ディスカバリーは、同町の南飛騨健康増進センター一帯で開催。岐阜県や下呂市、観光協会らで組織する実行委員会が主催する。今秋、岐阜県で開かれる「『清流の国ぎふ』文化祭」にあわせて、「清流の国文化探訪」をうたい、アートで地域を盛り上げる。
参加するアーティストは21組。地域住民と交流するなど地域を深く知ったうえで「健康/福祉」「岐阜の自然」「岐阜の匠」をテーマに現代アート作品を表現するほか、会期中のハイライトとなるパフォーマンスイベントを実施する。
また、下呂や県内の団体による岐阜の匠・健康・福祉・食をテーマにした体験型マルシェやワークショップも開催。岐阜の文化を学ぶセミナーも加え、多角的に地域を捉えたプロジェクトを展開する。
アート作品を鑑賞できるパスポートの料金は前売りが一般1千円、高校生400円、当日が一般1300円、高校生500円。中学生以下はいずれも無料。パスポートの提示で市内観光施設やパフォーマンスイベントの割引などが受けられる。
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