ここにしかない魅力充実・福井県あわら温泉
福井県あわら市のあわら温泉では、修学旅行や教育旅行の誘致を活発化させることで“あわらにしかない”体験プログラムを開発、これまでにない魅力づくりに取り組んでいる。今年は、温泉開湯140周年を迎え8月から1年間、様々なイベントなどを計画しており、その間には北陸新幹線・芦原温泉駅開業を控えている。あわら市の森之嗣市長のインタビューを交えて、あわら温泉の今をお伝えしよう。
森・あわら市長に聞くあわら市観光 人数から消費額、満足度へ転換
周辺地域と連携し面的な賑わい ―あわら市観光の現状を教えてください。 21年の統計では本市に約109万人の観光客が訪れています。このうち、あわら温泉の宿泊客は38万7千人と、あわら市が誕生して最も厳しい結果となりました。22年は...
「おもてなしの心」を形に あわら温泉女将の会、酒造りや美活で開湯140年あと押し
山口会長に聞く 発会10周年で盛り上げ誓う あわら温泉の旅館女将らでつくる「あわら温泉女将の会」が発会して、今年で10周年を迎えた。女将の会の第4代会長になる山口由紀さん(グランディア芳泉)に話を聞いた。 ―発会のきっかけを教え...
旅館と農業つなぐ あわら温泉「蟹がらプロジェクト」
ブランド農産物に生かす あわら温泉で取り組む「あわら蟹がらプロジェクト」は、温泉旅館で廃棄される越前がにの蟹殻を農業者が回収・堆肥化して農作物を栽培。収穫された野菜や果物は、旅館料理の食材として循環する、あわらならではの温泉と農業をつ...
SDGsや競技かるた あわら温泉の教育旅行体験
地域ならではの学びを提供 あわら温泉では地域色豊かな修学・教育旅行のプログラムを充実させている。 あわら市と隣接する坂井市の約6割が森林地帯ということもあり、2021年から「もりもりバイオマス SDGs教育プログラム」を始めた。...
今だからこそ人道の敦賀港
「敦賀ムゼウム」に注目 ロシアのウクライナ侵攻で、平和の象徴的な施設「人道の港 敦賀ムゼウム」が注目されている。明治から昭和期にかけてヨーロッパへの玄関口として栄えた国際港・敦賀は、孤児や難民救出を行った「人道の港」としての歴史も持つ...