光秀ゆかりの地めぐるツアーを助成 岐阜県観光連盟、旅行商品造成を促す
県内周遊商品設定で経費補助
「麒麟がくる」の放送を機に、県内の明智光秀ゆかりの地をめぐる旅行商品造成に対して、岐阜県観光連盟が助成金を設定した。商品パンフレットやチラシ作成経費の一部を助成するもので、同連盟では「ぜひ活用して岐阜県への送客をお願いします」と利用を呼びかけている。
助成金はエスコート型旅行商品とパーソナル型旅行商品向けの2種類。
エスコート型は (1)県内に3カ所ある大河ドラマ館の中から1カ所以上組み入れること(2)県内に1泊以上宿泊すること(3)大河ドラマ館の入場が可能になる2020年1月からの設定であること(4)設定本数は3本以上であること(5)県内外を発地とし、岐阜県内を着地とすること(6)県内で昼食を1回以上組み入れること−が要件。
また、パンフレットは8ページ以上で、1ページの2分の1以上掲載することとしているほか、発行部数は1万部以上。チラシはB3サイズ以上で、タテ4センチ・ヨコ15センチ以上掲載し、発行部数は5千部以上。紙面に「協力・(一社)岐阜県観光連盟」と掲載することも条件。
さらに、ウェブサイトでデジタルパンフかPDFを掲載し、協力も明記することを求めている。
パンフレットは上限30万円、チラシは同10万円。
一方、パーソナル型は(1)県内外を発地とし、岐阜県内の宿泊施設が掲載されていること(2)大河ドラマ館および関連観光施設(明智光秀ゆかりの地など)を掲載することが要件。パンフは4ページ以上で、A4版フルカラー。1ページの3分の1以上の掲載割合で、発行部数は1万部以上。
1パンフレットあたり30万円が上限。
県観光連盟では「予算は十分にとっているので、ぜひ」と旅行会社に呼びかけている。
問い合わせは、岐阜県観光連盟販売促進課 電話058−275−1480。
岐阜 旅のおすすめサイト
- 明智光秀の足跡を訪ねて 岐阜県内7市1町に歴史資産点在(19/09/17)
- 「麒麟がくる」3つの大河ドラマ館 岐阜・可児・恵那に開設(19/09/17)
- 関ケ原を戦国観光の聖地に 来夏、古戦場記念館オープン(19/09/17)
- ドラマ、アニメの舞台誘致、地域振興を本格化 ぎふロケツーリズム協議会が設立(19/09/17)
- 「明智光秀」モデルコースを設定 下呂温泉観光協会(19/09/17)
- 下呂温泉、12月の夜はミュージカル 花火と音楽が競演(19/09/17)
- 和文化体験プログラム充実 下呂温泉合掌村(19/09/17)
- 山水館の客室リニューアル 水明館/下呂温泉(19/09/17)
- レストランと半露天付客室をリニューアルオープン 小川屋/下呂温泉(19/09/17)
- 戦国武将になりきる 可児、関ヶ原で甲冑体験(19/09/17)
- 体験と食でツアー人気 実りの秋「ちこり村」/中津川(19/09/17)
- 伝統の技が冴える2千点 関刃物センター/関(19/09/17)
- 紅葉と夕景と星空 秋の新穂高ロープウェイ/奥飛騨温泉郷(19/09/17)
- 岐阜県内周遊に便利 NEXCO中日本「速旅快走G割」(19/09/17)