クラブメッド北海道トマムを体験(1) “世界に誇るマウンテンリゾート”の楽しみ方その1
日本で3施設のリゾートとして1月に北海道占冠村にグランドオープンしたクラブメッド・北海道トマム。1月17日のオープンセレモニーには世界各国から200人を超えるメディア関係者を招き、クラブメッドらしく派手に開業を祝った。国内から招待された10ほどのメディアに加わり、3泊4日のクラブメッドライフを楽しんできた。
ド派手なグランドオープンに参加した
フランス発祥のリゾートホテル、クラブメッドは、例えば滞在中のリフト券やスキーレッスン、食事やドリンクなど、ほとんどすべての料金が旅行代金に含まれているオールインクルーシブシステム(航空券を含む場合が多い)と、G.O(ジーオー:ジェントルオーガナイザーの略)と呼ばれるスタッフによる、アクティビティレッスンやショーといった、世界でもユニークなリゾートとして知られている。現在、ヨーロッパやアジアを中心に世界に70以上のインターナショナルリゾートを展開し、うちマウンテンリゾートはトマムを含め26カ所展開。国内では北海道・サホロと沖縄・石垣島に次いで3カ所目となる。
クラブメッド関係者が、サホロから車で30分ほどという近さのトマムに、新たなリゾートを開業した理由の1つに、「北海道スキーの良さが世界的に知られるようになり、冬期のサホロはほぼ100%の稼働で、予約の遅い日本人には利用いただけない状態になっていました」という事情を上げたように、グランドオープンの1月17日、約1千人が宿泊できる施設に、ゲストとして宿泊している日本人は一家族だけだった。
館内は海外からの旅行者や、村長と呼ばれる支配人を始め、外国人が多くを占めるG.Oが行き交い、まるで海外のホテルに滞在しているよう。廊下ですれ違うG.Oの「いらっしゃいませ」ではなく、「ハーイ」「ハロー」「こんにちは」というあいさつもフレンドリーで心地いい。
彼らはスキーを始めとするアクティビティのインストラクターやレンタルスキーのスタッフ、フロントやゲストリレーションを担当するG.Oたちで、夜のショーではダンスや演劇を披露するし、レストランではゲストのテーブルに着き、一緒に食事をする。
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