長野駒ヶ根・秋冬のおすすめ(3) 日本一標高の高いカフェ
雪解け水やこだわり食材
「日本一標高の高いカフェで雪解け水で淹れたコーヒーと地元食材を味わう場所」というコンセプトで7月1日、ホテル千畳敷に「2612Cafe」がリニューアルオープンした。眼前の中央アルプスと南アルプスを望みながら贅沢なカフェタイムが楽しめる。
今年開業50周年を迎えた中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイが開設した。提供するコーヒーは、地下約20メートルの水源地から汲み上げる中央アルプスの雪解け水を使用。異なる銘柄のブラジル産コーヒー豆を天日乾燥のみの伝統製法で極深煎りに焼き上げた「2612オリジナルブレンド豆」を注文後に挽く。しっかりとした苦味と柔らかな口当たりが自慢のこだわりの「2612プレミアムコーヒー」だ。苦味を抑え、コーヒー本来のうま味が楽しめる「水出しコーヒー」もある。
コーヒー以外にもこだわりの品をそろえた。長野県水産試験場が10年をかけ、ニジマスとブラウントラウトを交配し開発した「信州サーモン」は、肉のきめが細かく、肉厚で、豊かな味わいと美味みが特徴。甘くて濃厚なソフトクリームは、山麓の駒ヶ根高原すずらんハウスで製造されたもので、カフェで提供する高原ハムやウィンナー、粗挽きフランクも同ハウスで作られたものだ。
また、地元産の「信州産100%ジュース」や「巨峰ジュース」、長野県と岐阜県の契約農家から仕入れた、真っ赤に熟れた桃太郎トマトだけを使用した「トマトジュース」なども2612Cafeの自慢の逸品。
価格は2612プレミアムコーヒーが450円、プレミアム信州サーモンのクロワッサン700円、高原ソフトクリーム350円、りんごジュース450円など。ドリンクとフードのセットメニューもある。
2612Cafeは、ホテル千畳敷の耐震改修工事に伴い、従来の喫茶軽食コーナーをリニューアル。オープンから1カ月半で4千人あまりが利用、好評を得ている。
(前の記事)長野駒ヶ根・秋冬のおすすめ(2) 厳冬期の中央アルプス体感・ホテル千畳敷プラン
長野駒ヶ根 旅のおすすめサイト
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