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出雲新路線が好調 FDAの静岡、仙台便

春に就航 目標上回る搭乗率も

フジドリームエアラインズ(FDA)が今年春に就航した出雲―静岡便、出雲―仙台便のいずれも搭乗率が好調だ。「地方と地方を結ぶ架け橋になる」とFDAが標ぼうする通り、山陰と東海、山陰と東北が交流する機会を創出することにつながっている。

出雲―静岡は3月25日に就航。76席または84席のエンブラエル機が毎日1往復している。4月およびゴールデンウィークは9割近い搭乗率を記録。これまで鉄道利用で6時間以上かかっていた山陰と静岡をFDAは約70分で結んでいる。静岡県の旅行会社の反応もよく旅行商品化に結びついている。

出雲―仙台は4月20日から運航。山陰の空港で仙台便は初めて。76席のエンブラエル機を使用し、両空港を約1時間半で結ぶ。1日1往復。FDAは年間約4万人の搭乗者数で、搭乗率65%を目標に掲げているが、予約段階では6月まで7割を上回っている。

FDA仙台空港支店の柿下央支店長は「相互交流が進み、複数便が運航できるようにしたいですね。定員がちょうどバス2台分なので旅行会社のチャーターにも使っていただきやすいと思っています」と話している。

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