観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

「地えび」で新名物料理を開発/新温泉・浜坂

オフシーズンの目玉料理に

兵庫県新温泉町では、新名物料理の開発へまちを挙げての取り組みが進む。その題材は「エビ」。地元で水揚げされる「浜坂地えび」をカニの時期以外のオフシーズンの目玉料理に生かそうと、町内の旅館や民宿、飲食店などが創作料理を開発。このほど試食会が開かれ、来春には本格的に提供を始める計画だ。

「浜坂地えび」は山陰沖で獲れるモサエビ、ガラエビ、オニエビ、アマエビの総称。アマエビは一般的に流通が多いが、そのほかは漁獲量の少なさや新鮮さが求められたりするため、希少食材となっている。

当然美味しさは地元の誰もが認めるところ。この現地でこそ食べられる食材をオフシーズンの集客のひとつの武器にしようと、6月に地元での名物料理化への取り組みがスタートした。

このほど開いた試食会には13軒が料理を披露。エビのかき揚げ丼や創作寿し、エビ味噌の焼きおにぎり、塩焼き、鍋、フォンデュなど和洋幅広い料理が並んだ。

料理の本格的な提供は2018年4月ごろを予定。浜坂発新ご当地グルメに期待が集まっている。

北近畿但馬丹後 旅のおすすめサイト

この記事をシェアする
今すぐにでも出たくなる旅 最新
新・観光スタイル打ち出す三重伊勢志摩

伊勢神宮をはじめ、数多くの観光スポットが点在する伊勢志摩。秋の本格的な観光シーズンを控え、...

「天領」大分日田・天ヶ瀬で温故知新の旅

4―6月に展開されていた「福岡・大分デスティネーションキャンペーン(DC)」は地域に“あた...

観光先進地・岐阜下呂が贈る心にしみる旅

持続可能―。地域の維持、そして未来への発展に向け各地で取り組みが進むが、岐阜県下呂市が展開...

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ